株価は二番底という意味ではない 為替も・・・
おはようございます。
よく二番底、二番底、という話が出てくるのですが、それはどういう意味なのだろう、そしてどうして形成されるのだろう、というのが私の長年の疑問でした。この二番底というのはダウ理論などと同様に、傾向の話であり、決して因果関係を伴ったものではありません。この意味は、因果関係ではない限り、その傾向というのはいつか、変わる、ということを認識しておかなければいけない、というものです。世の中は数字によって客観的な目が育てられますます発展、便利になってきています。数字というのは世の中には必要なものですが、それが絶対信仰に変化しているような気がしますが、そうではないよ、と私は思っています。
■株価について
きのうからダウが去年よりも割安になっている、という話を何度もしています。実際、本日、ダウは昨年よりも4.71%高、為替換算は1.01%の割安となっています。製造業が去年よりも、前期よりも悪くなっていることを勘案すると、この辺がいいところなのだろう、と思います。
この意味は、製造業の回復が確認できるまではダウが低調になることを意味しますが、ほかの産業が良いのに、製造業だけが悪い、というのは、2022-23年にかけて低金利などを受けて製造をしすぎ在庫を抱えた、ということが一番の理由です。そのうち、消費拡大が顕著になってくれば製造業の活動は活発になってくると思います。
おそらくこの結果を受けて全般的に、堅調となってくると思います。
■二番底
このチャートの形をみて、テクニカル派はおそらく「二番底」という名詞を乱発することでしょう。私から言わせれば、前回の安値は高すぎるので単なる戻し、今回の安値はきちんと割安になったことからの反発、というように考えるのがまともな考えだと思います。
つまり、あまりにも下げが早すぎたので単に日柄を稼いで割安水準になったところが「たまたま」二番底だった、ということだと思います。要は単なる戻り売り歩調が、きょうから押し目買いに代わる可能性がある、というだけの話です。
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