リスク回避になるかも?
おはようございます。
ずっと当メルマガではナスダックが高すぎる、と言っていたのですがそれが現実的になった朝でした。そのほか、きのうだったと思いますが、ドル円がさらに円安になる可能性を指摘していました。この成果というのは、結局、データをきちんとみていた、ということにつきます。さてはて、マーケットはどうなるのか? リスク回避になる可能性のロジックというのはどういうことなのか? ということを本日は私のつたない文章でお伝えしたい、と思います。
■岸田さんの減税発言
テレビなどのコメンテイターの意見などを聞いていると、確かに、岸田さんの発言は就任当初は増税といい、今回は減税、といっている訳で「ブレブレ」な訳です。あちこちに手を出し過ぎて、何もかもが成果になっていない、というの正しい指摘だと思います。これらのことはずっと私は就任当初から「彼が何をやりたいのかさっぱりわからない」「その場しのぎで政策を決定しているように感じる」と、指摘していたことと重複していると思います。
テレビなどのコメンテイターが指摘することは、私は間違っていない、と思いますが、そんなものは私でさえ感じていたことで、毎日、総理の動向を追っている専門家の人間にとってわかっていて当たりまえの話ではないの、ということです。
問題は、総理が減税などと言い始めた、きっかけの問題です。もちろん、総理は「減税ではなくとりすぎた分を国民生活が苦しい分を還元したい、減税は一時的だ」と言明しているのですから、メディアが総理の発言の趣旨をとらえることができなかったことも問題です。それ以上に問題なのは、この時期に円安は困る、と言いながらも減税という財政緩和を行って円安を助長させたこと、これは円安に行くことをあきらめたのかもしれない、と私などは想起しています。
つまり、今後、さらなる円安が行くのかもしれない、ということを懸念しなければいけない、もっといえば大きな不景気が来ることを覚悟しているのかもしれない、という推測だらけの話ですが、実際、これ、どうやって円安を止めるの、という話にデータをみていると、思います。
■円安のデータ
まず、最初に、日米の金利差「年間比」を示しておきます。
米金利 年間 0.95
日金利 年間 0.61
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