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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4791号 令和5年10月27日(金)
発行部数 11,425 部
【不仁なる梁の恵王】
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【不仁なる梁の恵王】
「不仁なるかな、梁の恵王や」。
この初めの一句が、全章の主意であり、
これを「仁者」と「不仁者」の二つの項目がうけ、
さらに公孫丑の質問によって
梁の恵王の不仁である理由を述べて「不仁」の項を説き、
「仁」の項は、その言外にこめるのみで明説していませんが、
その結論は、かえって明説しないところに存しています。
恵王の事実については、
梁恵王上篇第五章で考えるがよいでしょう。
また仁の内容も、同章のことばで理解するがよいでしょう。
〔仁政を施し、刑罰を省き、税のとりたてをゆるめ、家庭にあっては父兄につかえ、
外にあっては長上者につかえるという類が、これに当たります〕
ということを約150年前の日本において、
政治犯として牢屋の中にありながら、
囚人と看守に対して
熱心に教えた人がいたのでした。
その政治犯は間もなく
斬首刑になってしまいます。
そして時は立ち、
その政治犯の弟子たちが、
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