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国際戦略コラム NO.p0791 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2023.10.30 ???
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米国の中国譲歩はあるか?
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米国は、ロシア、イラン、中国と三正面作戦を強いられている。し
かし、そのすべてを遂行することは難しい。このため、熱戦になっ
ていない中国との緊張緩和に行うしかない。この現状と今後の検討
をしよう。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は
29,202ドルで安値となり、2023年10月20日は33,127ドルで、23日は
190ドル安の32,936ドル、24日は204ドル高の33,141ドル、25日は105
ドル安の33,035ドル、26日は251ドル安の32,784ドル、27日は366ド
ル安の32,418ドル。
先週、株価は約700ドルの下落をした。10年国債金利は4.8%で、ドル
円も150円台になっている。米GDPは、第3四半期4.9%増と非常に高
い伸びを示しているが、株価は安く、SP500、NASDAQ共に売りトレン
ドに転換している。今まで強いはずのエヌビデアも売りトレンドに
転換している。そのため、SP500指数は最高値から10%の下落になり
、調整局面入りした。
市場は、米株価に非常に大きな懸念を持っていることがわかる。金
利水準が高いので、金利のないゴールドが売られて米国債が買われ
るはずが、そうなっていない。地政学リスクがあると、ドル高にな
っているのに、米国債が売り込まれている。このため、金利が高い
状態になっている。それなのに、米国債の買い手が少ない。
中国株暴落、GAFAM株も下落、バイオ株も下落、暗号資産も下落、ミ
ーム株暴落、クリーンエネルギー株も下落、電気自動車株も下落。
エブリシングバブル崩壊となり、資本の再配分が開始している。資
本がどこに行くのか、見どころである。世界が大きく変化している
時代であり、皆が次の時代の寵児を探している。
そして、とうとう、イス軍がパレスチナ自治区ガザでの地上攻撃を
開始したようである。地政学リスクが顕在化してきた。この報を受
けて、原油は3%上昇した。インフレ再加速のようだ。米国の終わ
りは見えている。
1.日本の状況
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日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2021
年9月14日に30,670円で31年ぶりの高値になり、2022年3月9日は
24,717円の底値になり、2023年7月3日は33,753円とバブル崩壊後高
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