物価高放置は景気にマイナス
物価高が続く中で、政府日銀は経済の新しい流れが始まったとして、物価上昇経済を前向きに評価しています。内閣府の月例経済報告や日銀の「さくらリポート」などでは賃金・雇用の拡大のもと、消費は回復拡大が続き、景気の推進力になっているとみています。
しかし、状況に変化が見られます。物価高で個人の支出は確かに増えていますが、それも物価上昇の大きい食料の支出が増えていて、その中で個人の暮らし向きは昨年後半から悪化方向にあります。これは政府の認識と異なります。しかも個人は生活防衛のために、物価を意識し、少しでも安いものを買って守ろうとしています。
「物価高のプラス・マイナス」
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