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貞子第二メルマガ:アメリカ経済は近いうちに景気後退入り(リセッション入り)へ、 代わって2024年の日本経済は「円高バブルへGo!」

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/10/31
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《抜粋》 「アメリカの2023年第3・四半期のGDP速報値」は年率換 算で前期比4.9%増と、およそ2年ぶりの高い伸びでした。しか しながら、私たちは「過ぎ去った過去の繁栄」を見ているだけ。 かねてより、ダドリー前FRB総裁は、アメリカ経済を「アニメで ロードランナーを追いかけるワイリー・コヨーテ」に喩えて、「ア メリカ経済は崖に向かって突き進んでいる。米経済は過剰貯蓄と いう支えを急速に失いつつあり、やがては崖から落ちて行く」と 指摘しています。 コロナ危機時にばらまかれた現金給付や失業給付金のお陰で、ア メリカの家計の過剰貯蓄額は一時は2兆ドル(日本円にしておよ そ300兆円!!!)を超えていました。 これを取り崩して消費に回すことで、ここ3年間のアメリカの消 費者は旺盛な消費をエンジョイ。この旺盛な個人消費こそがアメ リカ経済の力強さでした。 ところが、その過剰貯蓄が今年の第三四半期(7-9月)末までに 底を突いて枯渇すると見られています!!! この影響はでかいです!!! アメリカ経済はワイリーコヨーテのように今後何処かの地点で崖 から落ちるように景気減速、景気後退入りしてゆくことでしょう。 さらに、10月1日からは学生ローン:3,000億ドルの返済も 始まっています。 家計の過剰貯蓄の消滅と、学生ローンの返済の始まりとが重な って、信用力の低い低所得者層を中心に、ここに来て自動車ロー ンの延滞率とカードローンの延滞率は急速に上昇してきています。 アメリカ経済は2023年第四四半期(10-12月)に入って 急速に減速している模様です。 早ければ、今期第四四半期には、あるいは来年2024年第一四 半期には、景気後退入りすることでしょう。 折りしも市場からのアタックで「YCC修正」へと再び追い込まれ ている植田日銀総裁。 景気サイクル前半にインフレ退治に出遅れた結果、景気が過熱し 過ぎてしまい、サイクル後半に大急ぎで引き締めを行なったら大 失敗、今やアメリカ経済が景気後退入りしそうになっているパウ エルFRBと、これから景気過熱が始まりそうなのでいよいよ引き 締めに乗り出そうとしている植田日銀。 今や、日米の中銀の政策の違いは、火を見るよりも明らかでしょ う。 アメリカ経済は減速し始めれば、ドル円相場では「ドル安円高」が 始まることでしょう。

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