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岩上安身のIWJ特報! 第622号桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー(その3)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2023/10/31
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第622号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」 岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家 桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー (その3) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その2)のつづき  2023年8月20日に、安全保障と国際関係がご専門の、桃山学院大学法学部教授の 松村昌廣氏に、岩上安身が「米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、 米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速!」と題して行ったZoomに よるインタビューの続きである。 ・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 https://bit.ly/3s7gQUS  冷戦後の米国の軍事派遣の衰えについて、松村教授は「大国相手の戦争じゃな くて、反テロ戦に重点を移したことが、米軍の軍事力を弱める大きな要因になっ た」と指摘し、インフレを考慮すると、米国の国防予算は減り続け、軍備縮小し ていると語った。  さらに松村教授は、バイデン大統領が2022年に発表した国家安全保障戦略で、 中国を「米国にとって最も重大な地政学的挑戦」と位置付けていながら、ウクラ イナ紛争で弾薬を使い果たし、外交・経済・諜報能力も対ロシアに向けてしまっ たことを「資源配分優先順位で間違っている」と指摘した。 (記事目次) ◆実は軍事費を縮小している米国! 東欧系・ユダヤ系ネオコンに深く食い込まれ ているバイデン政権は、国家理性の点からみると「えらく迷走している」 ◆一度もレジーム・チェンジを経験していない大国アメリカ。「米国例外主義」 を掲げて行き着く「開かれた社会」とは? それは「独裁」しかないのでは!? =================================== ◆実は軍事費を縮小している米国! 東欧系・ユダヤ系ネオコンに深く食い込まれ ているバイデン政権は、国家理性の点からみると「えらく迷走している」 =================================== ・冷戦終結後、米国は国防予算を削減 米国は外交、経済、諜報の活用へ https://bit.ly/40cOXXT 岩上「冷戦のところまで、先生の話はまず戻ってきて、『そこから考え直さない といけない』というような感じで書かれているご本が多いと思うんですけれども、 『冷戦終結後、米国は国防予算を削減』して、『米国は外交、経済、情報の活用 へ』と言われてるんですね。

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