日本金利は米金利よりも高い？

日本金利は米金利よりも高い？ おはようございます パレスチナの状況は酷い光景が広がっているのであろう、と思いますのでなるべく見ないようにしていましたがやはり目に入ってきます。正直な話、どっちが正しい、悪い、という話などしても仕方がないのに、双方ともに自分たちが正しいという主張を繰り返します。私からすればロシアとウクライナも同じ構造です。それは違う、という話の方が大きくなっている感じもします。どちらの言っていることも、正しい、とは思います。こういう場合、強者が弱者に寄り添うしかない、と思うのですが、イスラエルもロシアも弱者を叩く、という構造です。弱者は人間の盾を使い、強者はそれを非難する。双方が正しい、と思っているのですからそれも正当な行為とは言い難いのですがそうする他ないよね、とは思います。私たちの場合、相手が強硬に正しい、というのであればほとんどの方は面倒臭いので、悪かったと折れるものだと思いますが、戦争という状態においてはそういうことはないのでしょう。損して得を取れ、という倫理観は通用しないのかな、とは思います。損して得を取れ、というのは私がいつもいう、長期的な利益と短期的な損失、あるいはその逆、の問題です。どんなケースにおいても長期的な利益の方が短期的利益より大きいのがほとんどのケースであり、長期的な利益を取る勇者はいないのか、といつも思います。それを取れるのはロシアとイスラエルでしょ、ということです。そこにアメリカが加勢をするから話がややこしくなるのです。言葉は悪いですが、さっさと終わらせろよ、といつも思います。 ■日本金利の問題 きょうは、FOMCになりますが、まずその前に日本の金利というのは本当に安いのか、ということをテーマにお話しをさせていただきたい、と思います。実は、日本の金利は高い状態にあるのです。 表面の金利、つまり、みなさんがいつも目にする、日本金利の0.9％とか、アメリカの５％の金利からすれば断然、日本金利の方が安いではないか、というのがみなさんの認識だと思います。 ところが私がいつもいう、前年比からの上昇幅を見ると以下のようになっています。 日本　0.70 米　　0.88 英　　1.05