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第770回 イスラエルの民族浄化作戦、真の狙いはやはり東地中海のガス田か?笹川氏がマイヤーに会いにきたのか?

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第770回 イスラエルの民族浄化作戦、真の狙いはやはり東地中海のガス田か?笹川氏がマイヤーに会いにきたのか? …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 イスラエルによる「ガザ」攻撃は、イスラエルによる偽旗作戦の可能性は排除できない。ならば、その目的は東地中海のガス田の開発と、東地中海パイプラインの付設である。最後に、マイヤーの元に笹川良一が来た事実を掲載する。 ▼民族浄化の虐殺と化しているガザ攻撃 それでは早速今回のメインテーマを書く。イスラエル地上軍の「ガザ」への侵攻も始まり、「ガザ」攻撃は民族浄化による市民の無為差別な虐殺と化している。 「ガザ」での地上作戦を進めるイスラエル軍が、ガザ北部のガザ市付近まで到達したもようだ。北部と南部を結ぶ主要道路で30日、イスラエル軍の戦車が目撃され、車に砲撃する場面の映像も浮上した。同国のネタニヤフ首相は、停戦はしないと強調。「ガザ」の人道危機は悪化の一途をたどっている。 イスラエル軍は、「ガザ」を実効支配するイスラム組織「ハマス」の壊滅を掲げている。地上作戦の拡大において「ガザ」を焦点にしていることは明らかだ。 そうした中、「ガザ」市周辺の「ジャバリア難民キャンプ」や「シャーティ難民キャンプ」などがイスラエル軍の空爆を受けた。 パレスチナの難民キャンプでは古いコンクリートの建物が密集し人口密度が特に高くなっていて、このうち「ジャバリア難民キャンプ」の映像では地面に爆発によるものとみられる巨大な穴が複数あり、広い範囲が完全に崩れ落ちてがれきと化している。 これについてイスラエル軍は「ハマスの軍事拠点を攻撃した。訓練やテロ活動の拠点として使われ、砲弾の発射台や海岸につながる地下トンネル、それに武器庫があった」と攻撃を認め、空爆や地上での交戦で、ハマスの戦闘員およそ50人を殺害したと明らかにした。 攻撃があった現場に近い病院は少なくとも100人が死亡したとしているほか、犠牲者の数はさらに膨らむ見通しで、ガザ地区の保健省は「虐殺が起きている」とイスラエル軍の攻撃を批判した。 一連の衝突でガザ地区の死者は8525人、イスラエル側では少なくとも1405人が死亡している。 ●米軍5000人がすでに参加 筆者はカタールの衛星放送、「アルジャジーラ」のライブ放送で「ガザ」攻撃の状況をリアルタイムで毎日見ているが、民族浄化と大虐殺としか言いようがない状況が続いている。イスラエル軍は空爆をする前に標的の住民に避難を勧告していると言っているが、被害に遭った「ガザ」の市民はそのような警告はなかったと証言している。病院や住宅地を含む広いエリアが、無差別に空爆されている。 また、当初イスラエル軍は北部から南部に避難するように市民に勧告していたが、市民が南部に避難すると南部を無差別に空爆している。イスラエル国防省は市民の被害を最小限に押さえるように配慮しているというが、そのような配慮はまったく確認できない。民族浄化と大虐殺という言葉がぴったりの状況だ。

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