学会中の運動

ドクター畑地の診察室216.2023.11.5. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います！おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者（肺癌、喘息、COPD、肺炎など）を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説＆ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信！ https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身　自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 松阪市民病院院長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け！radioを聴いてらんらんらん（lung lung lung）」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 学会中の運動 　秋は学会シーズンです。これを書いている今も肺癌学会で幕張に来ています。さて、松阪マラソンまで6週間となり、今年こそは完歩でなく、完走を目指したい私としては、学会に来たからと言って、運動を休むわけにはいきません。また、学会では同僚と一緒に普段以上に飲み食いする機会が多く、油断すれば、あっという間に体重が超過してしまいます。普段以上に運動が必要なわけです。そんな時、どのようにして運動するのかがテーマです。 　まず、運動するためには靴が必要です。残念ながら、革靴では運動できないので、以前はもう一足運動用のシューズをスーツケースに入れて持って行きました。しかしながら、ただでさえ、睡眠時無呼吸症候群治療用のCPAP機器を持ち歩いている私としては、できるだけ余分な荷物を持って行きたくはないわけです。そんな時重宝するのは、ランニングシューズの代わりになるようなスニーカーです。最近は、学会だから、講演しないといけないから、と言ってお堅いスーツを着用することは少なく、少しカジュアルな服装でプレゼンテーションに臨むことが多いわけですが、それが自分のスタイルとして周囲にも認知してもらっていることもあり、少しカジュアルな服装でスニーカーと合わせてコーディネートするようにしています。 　次に早朝、走る際にどのような服装で走るかです。私の場合、半袖Tシャツ、短パンにバンダナをつけて走ることが多いわけですが、これも荷物になります。特に汗を吸って重くなったTシャツは持ち帰るのが大変です。毎年体型がかわらない限り、少しずつTシャツは増えていく訳ですが、ある程度処分していかないと貯まる一方です。と、言うわけで古くなり寿命が近づいたTシャツを持って行くようにしている訳です。朝走った後は処分しても惜しくないTシャツを持って行けば、帰りがかなり楽になります。 　東京、名古屋、京都など、宿泊する機会が多いところではほぼトレーニングするコースを決めています。東京では皇居周囲のホテルに泊まることも多いので、まずはホテルから皇居目指して出発、皇居周囲を一周して帰ると、往復の距離を含めてほぼ8kmになります。名古屋では名古屋駅周辺のホテルに宿泊し、名古屋城を目指して走り、名古屋城外周を一周して走ればほぼ同じ距離、きょでも京都駅周辺のホテルから清水寺往復でほぼ同じ距離になります。 　地方都市ではどんなコースを走るか、悩むところですが、最近はチョコザップでのトレーニングを含めて考えています。例えば、本日は、幕張のホテルザマンハッタンに宿泊していた訳ですが、宿泊ホテルから最寄りのチョコザップまで、片道4km歩き、チョコザップのトレッドミルで4km走る、そして帰りも歩いて帰ると、12kmほど運動できる訳です。チョコザップまでの距離に応じて、チョコザップで走る距離を変えている訳です。チョコザップ会員でありながら、普段はあまり利用していない私ですが、出張の際には使わせてもらっています。特に地方都市のホテルは、ホテル内にジムがないことがほとんどですので、日本全国にあるチョコザップは便利です。 　もうすぐマラソン本番です。昨日は、銀座のワコール直営cw-X販売店で下半身のサポータータイツを購入しました。少しずつ準備を進めて、万全の体制でフルマラソンに臨みたいと思います。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ドクター畑地の診察室216.2023.11.5号 毎週日曜日お昼に配信予定です。 次号は2023.11.12.です。 お問合せ、感想などはコチラまで zm.magumagu@gmail.com 畑地 治 https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身　自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 松阪市民病院院長 https ://mie-matsu-kokyuki.mars.bindcloud.jp/ https://www.facebook.com/mch.respiratory.center/ 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け！radioを聴いてらんらんらん（lung lung lung）」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ★お知らせ★ 好評発売中『ドクター畑地の診察室』バックナンバー 1ヶ月分を220円で購入できます。気になった号がある方はぜひチェックしてみてください！ ◆2023年10月 https://www.mag2.com/archives/0001688238/2023/10 2023/10/29 松阪マラソンに向けて 2023/10/22 非結核性抗酸菌症