第188回 吸うより吐け!(by 干場弓子)(2023年10月)
「吸うより吐け!」という言葉がずっと頭の中をぐるぐる回り続け、たくさんの疑問を次々に解決してくれています。
吸う(インプット、入力、準備)ことよりも吐く(アウトプット、出力、行動)ことの方がずっと大事なのはよくわかります。
学習にも入力型と出力型があります。
入力型学習
・出された宿題を前から順番に1問も飛ばさずに解く
・教科書に書かれていることをそのまま暗記する。
・範囲のある試験の勉強をする。
・テストで間違えた問題を解き直す。
13歳の私が全力で拒絶したのはこの入力型学習でした。
「こんな勉強は無意味だ!」
13歳でこのことに気付く中学生は少なくないと思いますが、周りを気遣って(人目を気にして)、意思表示しない(できない)のでしょうね。
また、
「こんな勉強やりたくないんだけど。」
という生半可な意思表示をすると周りの大人たちが寄ってたかってつぶしにかかるでしょう。
13歳の子どもにそんなことを許してしまうと自分たちの存在基盤が崩れてしまうから。
13歳の私に存在基盤を崩された両親はそのことをどう感じたのだろうか?
出力型学習
・解く価値、解く甲斐のある問題を今、自分が持っている武器だけで全力で解く。
10日に一度送られて来たZ会の問題はまさに出力型学習だけで立ち向かい続けました。
子どもたちは間違い直しを嫌がりますよね。
「間違い直しは入力型学習だから、面白いわけがない。嫌がるのが正しい!」
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