元外資系レジェンズ『Team xoxo』あなたに寄り添う投資情報
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日銀政策決定会合とFOMCを無事通過し米国経済指標も株式市場にポジティブな数字が続いたことでリスクオン。投資家の買い戻しが続きVIX低下もあり雰囲気が急速に回復しています。日本はトヨタの好決算もあり雰囲気は良いですが、あまりに急な戻りでついていけていない方がいるかもしれません。JCにはお気をつけて。それでは今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.場中決算銘柄はアルゴパラダイス
2.1%に迫る日本の長期金利 、銀行株はまだ買える!
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1.場中決算銘柄はアルゴパラダイス
11月1日のトヨタの場中決算はもちろんトヨタの素晴らしい決算内容と同じくいつも通り発表前後の株価の動きが話題になりました。
もはや人間なんて誰もトレードしていない、いやできない株価の動きです。(個人投資家は残念ながら…)
流石の注目度
東証最大の時価総額を誇りTOPIXウェイトNO1企業であるトヨタです。ほぼ全ての投資家が注目しトレードする会社。
ほぼ全種類のアルゴがトレードするまさにアルゴパラダイスと言える非常に稀有な状況が見られるということでいつも注目しています。
■実録トヨタの場中決算(最新版)
トヨタの価格帯は 0.5円呼び値刻みだからということはありますが、それ以上に約定件数を遥かに超える注文件数が板の動きを人間技ではないと思わせたのだと思います。多分このようなことが起きていました(以下勝手な想像)
時系列
1.トヨタの決算前出来高が減少して様子見
2.決算発表直後適時開示のポジティブポイントを拾って(テキストマイニング)ディレクショナル系が買い(HST)
3.13:55設定ので出来高追随型アルゴ(VOLUME IN LINE)が両サイドで走る
4.ボラティリティ上昇をみて HFT のマーケットメイク戦略が激しく注文の発注とキャンセル(1.から4.が繰り返し価格を上押し)
5.通常アルゴリズム取引(決算発表前から走っていたアルゴ)の VOLUME IN LINE 系戦略が買い上がり5.PRICE IN LINE や PWP 系注文がターゲット価格を諦めて上値を買い上がり
6.成り行き逆指値注文発動
7.寄付きや決算発表前から走っていた時間分散型アルゴ(VWAP等)が指値を切り上げる
8.押し目を狙ったアルゴ(IcebergやFloat等)が下値に入り価格を支える
9.IS系アルゴが下値に指値を持つ
10.個人含め開示を見てポジティブと考えた投資家が上値を買う
11.オーバーシュートした株価の下落を狙って利確やショートが入る、この場合は出来高追随型アルゴ
12.Icebergやステルス系アルゴが上値に入り価格を抑える
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