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【けんすう×高城剛 賢者の未来予測】「進化する脳と停滞する脳」VR革命で起きる人類を二分化する超格差社会(1/2)

「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア
【けんすう×高城剛 賢者の未来予測】 「進化する脳と停滞する脳」VR革命で起きる人類を二分化する超格差社会(1/2) 「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア」をご購読されている皆様へ。 まぐまぐ事務局です。いつもメルマガをご購読いただきありがとうございます。 本日は、先日実施された、アル株式会社代表取締役の古川健介(けんすう)さんと高城剛さんとの対談の内容の全編を、有料メルマガ会員限定でお送りします。 ネットコミュニティの創成期から活躍するけんすうさんと、時代の最先端を常に切り開いてきたデジタル開拓者の高城剛さんによる異色の対談。インターネットやコミュニティーの将来はどうなるのか?混沌とする世界の政治や経済の行き着く先は?衝撃的な近未来予測が飛び出します。 2時間近くにわたって繰り広げられた対談の模様をどうぞお楽しみください。 ★対談相手プロフィール★ 高城剛 氏 作家、映像作家、広告プロデューサー、DJ、写真家、映画監督など、メディアを超えて横断的に活動。Louis Vuitton、SONYなど100本を超えるCMやミュージックビデオなどの監督やプロデュースを務める。 著書に『2049 日本がEUに加盟する日』『不老超寿』『2035年の世界』『50mm』『BIO HACKING』『いままで起きたこと、これから起きること。』など累計100万部を超える作家としても活躍。2022年には自身が脚本/監督/撮影を務めた初の長編映画となる『ガヨとカルマンテスの日々』を公開。 ★高城剛氏が発行するメルマガ 高城未来研究所「Future Report」 ■ネットコミュニティが作り上げた「けんすう」という存在 高城剛氏(以下、高城):さっそく、お話しをお伺いしたいと存じますが、毎週金曜日にメールマガジンを出しておりまして……。 けんすう氏(以下、けんすう):はい。僕も読ませていただいています。 高城:ありがとうございます。たまに号外を出していて、その時に今ご活躍されている方にお会いして、お話を伺っております。今回は、インターネットを中心とした次のコミュニティを探りたく、お会いする機会を頂戴しました。ちなみに「けんすう」さんというのはご本名ではないですよね? なぜ、その名前で活動しているのですか。 けんすう:本名は古川健介といいます。インターネットを始めるときに、みなさんハンドルネームを使いますよね。僕がインターネットに触れ始めた当時は、いろんなサイトでいろんなハンドルネームを使っていたんです。そのうちの一つが「けんすう」で、それがそのまま生き残っているんですよ。 高城:インターネットを始めた当時というのは、1990年代ですか? けんすう:はい。おそらく99年か2000年ぐらいですね。 高城:というと、ITバブルが弾ける前ですね。 けんすう:ええ。その時は学生の中で匿名掲示板が流行っていて、僕はその運営をやっていて、そこで使っていた名前が「けんすう」です。 高城:当時からのファンが今もけんすうさんを追っかけていらっしゃるんですか? けんすう:はい。たまに声をかけられてびっくりします。 高城:インターネットでのご活躍が長く、けんすうさんは、コミュニティ形成に関してピカイチだと思います。今回は、コミュニティの未来がどうなるか、次の社会がどうなるかというお話を聞ければと考えています。 そういえば、最近本を出版されたそうですね。「物語思考」という本ですが、すでに手に入りにくいそうですね。 けんすう:ありがとうございます。売れているからなのか、販売の問題なのかは不明ですが(笑)。ありがたいことです。 高城:この時代、いわゆる街中の書店は1日1店舗が潰れていくとも言われていて、紙の本は大変貴重だと思います。この「物語思考」は電子でも人気だと思いますが、あえて紙と電子で出される目的や、その違いをどう実感なさっているかお聞きできますか? けんすう:そうですね。やっぱり身体的な感覚は大事だなと思っていて、電子の伝え方と紙の伝え方は、全然違うと感じています。僕は両方のタイプで出しますが、個人的な思いとしては紙の方をけっこう重視していますね。 高城:けんすうさんご自身が本を買われる時は、電子と紙、どちらが多いのでしょうか? けんすう:半々ぐらいですね。 高城:ということは、書店にも行かれる? けんすう:はい、よく行きます。代官山の蔦屋書店や渋谷のTSUTAYAにも行きますし、六本木にある「文喫」に行ったり、くまざわ書店みたいな感じなところにも行きますね。 高城:書店で新しい本との出会いはありますか? けんすう:ありますね!電子だと出会えない感じがします。書店では、リコメンドされないのがいいと思っているんです。 高城:自分の力で見て、拾っていくってことでしょうか?

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