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ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込)Vol.1380
<Vol.1380号:正刊:
BRICS通貨とCBDCはどんな通貨か(3):後編>
2023年11月8日:デジタル通貨の方法と内容の想定
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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昨日、11月7日の日経新聞朝刊(二面)に新著『金利と通貨の大転換』(2420円)の広告が大きく出ていました。好ましくない顔と、好ましい本が新聞広告に出るのは奇妙な心もちです。
渾身の力を込めて書いたので、素直にうれしい。書名はポランニーの『大転換』に、蟷螂(とうろう)の斧(おの)で対抗したものです。写真は10年くらい前のもので、古い。本は、最新です。
今日、たぶん、財政学とマクロ経済で1位に復帰するかもしれない。紙の本と電子版が掲載されています・・・いま見たら、アマゾンで1位でした(11月7日、13時ころ)。順位がどんなアルゴリムでつくのか。当方のWEBからも、申し込めます。電子版もあります。
(cool-knowledgeのWeb)
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2024年の開始が予定されている「金・コモディティ・ペッグのBRICS通貨が、どんなものであり、貿易でどう流通するのか。まだない通貨であること、そしてとりわけ形のない暗号通貨なのでイメージがつかみにくい。
国債や株も証券がデジタル化されているのはご存知でしょう。銀行預金は、オンラインで引き出せるディスクの上の信号です。マネーは、形がなくなっています。文章、映像、音楽、リモートワークもデジタル信号です。スマホが財布。マネーも「観念」のように、実体が見えない、仮想的世界になってしまった。全部の授業をオンライン化すれば、学校の建物も要らない。われわれが向かっているのは、マネーと社会の仮想化です。貸事務所のウイー・ワークも破産。大学も破産します。少子化の小中学校の廃校が、高等教育に向かっています。
【すでにある事例は、暗号通貨のテザーゴールド】
仮想通貨(暗号通貨=デジタル通貨)では、「テザーゴールド」が、金価格にペッグしているデジタル通貨です。テザーゴールドの1単位の価格は、金1オンス(31.1グラム)と連動しています。
(テザーゴールドの価格推移)
https://www.coinbase.com/ja/price/tether-gold
【テザーゴールドの価格】
今日は、1単位が29万8031円という。「29万8031円÷金31.1グラム=1グラム9583円(10%の消費税抜き)」の金価格と一致しています。金価格を追って1秒以下の単位で価格は変動します。
29万8031円をオンラインで払って、暗号通貨の1単位をインターネット上の仮想通貨取引所から買うと、音楽のようにスマホにダウンロードされ、1)取引所への預金、2)他の仮想通貨に換えること、3)円に換えること、4)国内、海外への送金ができます。スマホが財布になる。
金価格にペッグするので、「BRICSデジタル通貨」も、1単位はテザーゴールドと同じ価格です。金ペッグ通貨は、そのレートが金の価格と一致することが保証された通貨です。
(注)暗号通貨の全部は税法では証券とされます。消費財とされている、金の現物にかかる10%の消費税はない。
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