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第771回 「ガザ」の完全占拠とベングリオン運河、イスラエルの世界戦略と「ガザ」戦争、パーカーの2024年予言 その1
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▼今回の記事
今回は、イスラエルの重要な世界戦略である「インド・中東・欧州経済回廊」の中核にある「ベングリオン運河」のプロジェクトについて書く。これも、「ハマス」の「ガザ」攻撃が偽旗作戦であった可能性を示唆している。最後に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーの2024年予言を紹介する。長いので数回に分けた。今回がその1である。世界の全体予言だ。
▼「ベングリオン運河」と「ガザ」の完全支配
それでは早速今回のメインテーマについて書く。イスラエルの世界戦略、「インド・中東・欧州経済回廊」構想の中核にある「ベングリオン運河」の建設と「ガザ」戦争との関係についてだ。日本の主要メディアではまったく報道されていない重要な事実である。
これを詳しく解説する前に、イスラエルのメンタリティーと国内世論の動向について書く。
●停戦を阻む過激な国内世論
いま全世界で「ガザ」戦争の即時停戦を求める巨大なデモが起こっている。日本の主要メディアもパレスチナにはシンパシーが強く、停戦を求める報道が多い。「ガザ」の市民の死者数はすでに1万人を越えており、そのうち約4000人が子供である。積み重なる膨大な死体や、泣き叫ぶ子供たちの映像を見て、多くの人々は、なぜ即時の停戦ができないのか問う声が大きくなっている。
イスラエルが即時停戦に応じられない理由ははっきりしている。ネタニヤフ首相は「停戦は「ハマス」に反撃の機会を与えるだけであり、「ハマス」を完全に殲滅するまでは停戦は不可能」だとしている。イスラエルの自衛権を支持する立場のアメリカは、「停戦」ではなく「一時的な戦闘休止」を提案している。だがイスラエルは、これも拒否する構えだ。
国際的な抗議と圧力にもかかわらずイスラエルが「一時的な戦闘休止」さえ拒否する背景には、イスラエル国内の世論の動向がある。世界とは大きく異なり、イスラエル国内では、「ハマス」やパレスチナ、そしてイスラムへのかつてないほどの強い憎しみと怒りが広がっているのだ。6年前、アメリカのジャーナリストが西エルサレムで無作為に市民をインタビューした結果が今頃になってSNSで大変に注目されている。それらのインタビューからは、すでにこのときにイスラム市民の激しい憎しみと怒りを持っているのがよく分かる。以下である。
https://www.youtube.com/watch?v=1e_dbsVQrk4
「イスラム教というのは悪い病理のようなものだ。それは、イスラエルだけではなく世界にとって悪い。「ガザ」からパレスチナ人を全員追い出して、イスラエルは「ガザ」を支配すべきだ」
「ユダヤ人とアラブ人は結婚してはならない。なぜなら、ユダヤ人こそ神から選ばれた民族として、イスラエルという国を与えられた特別な民族だからだ」
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