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神垣あゆみ【仕事のメール心得帖】Vol.236 <メールの敬語>敬語レッスン

仕事のメール心得帖
今週のテーマは【 メールの敬語 】です。 下記の5つの例を挙げつつ、 適切な敬語表現を紹介します。  1.過剰な敬語  2.回りくどい敬語  3.「ご理解のほう」  4.「ご参考ください」  5.「お励みになる」 ─────────────────────────────────── < 敬語レッスン > 3.「ご理解のほう」 ─────────────────────────────────── 「今後、このような迷惑メールに値するメールは  二度と送ることはありませんので、  どうかご理解のほう頂ければと思います」 上記は、売り込みメールの最後の一文です。 「迷惑メールに値する」と自覚があるのなら、送らなければいいのに…… それで一体、何を理解しろと言うのだろうか、 とツッコミを入れたくなりました。 おそらく最後の 「どうかご理解のほう頂ければと思います」 は、この文の前に述べた商品案内についての「理解」を促している つもりなのでしょう。 ところが、 「いきなりメールを送信して、ご迷惑かけてすみません」 という恐縮する気持ちと 「でも、この商品のこと、よろしくお願いしますね」 という気持ちを一文にまとめてしまったがために よくわからない文面になっています。 「ご理解のほう頂ければ」の「ほう」の使い方もあいまいで、意味不明。 「ほう」を付けることで、表現が丁寧になるわけではないので この場合は「ご理解いただければ」が適切です。   書き換えるとしたら…

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