今週のテーマは【 メールの敬語 】です。
下記の5つの例を挙げつつ、
適切な敬語表現を紹介します。
1.過剰な敬語
2.回りくどい敬語
3.「ご理解のほう」
4.「ご参考ください」
5.「お励みになる」
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< 敬語レッスン > 3.「ご理解のほう」
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「今後、このような迷惑メールに値するメールは
二度と送ることはありませんので、
どうかご理解のほう頂ければと思います」
上記は、売り込みメールの最後の一文です。
「迷惑メールに値する」と自覚があるのなら、送らなければいいのに……
それで一体、何を理解しろと言うのだろうか、
とツッコミを入れたくなりました。
おそらく最後の
「どうかご理解のほう頂ければと思います」
は、この文の前に述べた商品案内についての「理解」を促している
つもりなのでしょう。
ところが、
「いきなりメールを送信して、ご迷惑かけてすみません」
という恐縮する気持ちと
「でも、この商品のこと、よろしくお願いしますね」
という気持ちを一文にまとめてしまったがために
よくわからない文面になっています。
「ご理解のほう頂ければ」の「ほう」の使い方もあいまいで、意味不明。
「ほう」を付けることで、表現が丁寧になるわけではないので
この場合は「ご理解いただければ」が適切です。
書き換えるとしたら…
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