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元AUTOSPORT編集長 町田英明の「海外フォーミュラ入門」
~レーシングカート、S-FJ、F4から本気でF1を志す貴方へ~
(第266回) F1メキシコ、ブラジルも制覇したマックス・フェルスタッペン選手の勢い。
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(2023年11月1日号)
こんにちは。元AUTOSPORT編集長、そしてF1 RACING編集長の町田英明です。このところ、国内レースは全日本スーパーフォーミュラ選手権の2連戦(最終大会)、そして翌週にはスーパーGTの最終戦、その翌週にはスーパー耐久レースの最終戦と、シリーズチャンピオンが次々と決まる忙しい状況になっています。
F1に目を向ければ、メキシコGP、ブラジルGPの連戦でしたが、ここでも王者マックス・フェルスタッペン選手の勢いは止まらず、シーズン最多新記録の17勝(現在5連勝中)を飾りました。F1で、ここまで圧倒的な速さと強さを見せつけたドライバーは過去におらず、その勝率も歴代最高勝率になることが、2戦を残して確定しました。
まずは全日本スーパーフォーミュラ選手権です。今年の最終大会は1大会2レース制となり、土曜日に第8戦、日曜日に第9戦(最終戦)が開催されました。ご存じの方ばかりだとは思いますが、土曜日は4周目の130Rで笹原右京選手と大津弘樹選手が接触し、笹原右京選手のマシンが大破。フェンスを突き破ってモノコックが人間もろともデグナーカーブ側まで転げ落ちるという、過去に例を見ない大事故でした。
幸い、笹原右京選手は脳震盪を起こしただけで済み、翌週のスーパーGT参戦は可能となりましたが、HALOが無かったらと思うと、ゾッとする事故でした。
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