結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年11月14日 Vol.607
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■はじめに
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こんにちは、結城浩です。
何だか急に冷え込みましたねえ……気が付いてみれば11月も中旬なので当たり前ですけれど、それでも。
先日まで冷房をつけていたのに、急に暖房に切り換えたみたいな印象です。こういうときには体調管理に注意しないといけませんね。気温の変化は意外に身体に影響があるものですから。
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談話室の申し込みは今日が〆切です、という話。
結城はビデオをオフにしたZoomを利用して、一対一でおしゃべりするネット企画「結城浩の談話室」を毎週土曜日に実施しています。これまでに20人以上の方々とさまざまな会話を楽しみました。
現在は12月分の申し込みを受け付けしているところです(2023年の実施予定は今回で終わりです)。
〆切は2023年11月14日(火)つまり、このメルマガVol.607の配信日である「今日」になっていますので、どうぞお忘れなく。
詳しくは以下の公式ページから「申し込みフォーム」へのリンクをたどってください。
いっしょにおしゃべりしましょう!
◆結城浩の談話室
https://chatroom.hyuki.net/
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講演会の感想文を読みながら、ふと思ったことの話。
2023年10月6日、結城は玉川聖学院さんで講演を行いました。その話はすでに以前お伝えしましたね。
ところで先日、そのときの生徒さんたちが書いてくれた感想文を、玉川聖学院の先生が結城あてに送ってくださいました。結城はもちろん非常に楽しく読ませていただきましたよ。感謝なことです。
中学1年生から高校3年生まで、といえばたいへん多感な年代です。学習や進路や人間関係などさまざまな思いや悩みを抱きつつ日々を過ごしているでしょう。そんな彼女たちに、ほんの少しでも励ましになるメッセージや信仰について伝えられたら、という思いで行った講演でした。
生徒さんからの感想文には、素直で率直な感想がたくさん書かれていました。十代の方々からの丁寧なお手紙を読みながら、私はたいへん幸せな気持ちになりました。私の方が、たくさんの励ましをいただいたように思います。ありがたいことですね。
当日の講演会と講演後の交流会で、結城はたくさんの質問を受けました。それぞれの質問にはその場で出来る限り答えましたけれど、それからひと月以上過ぎた現在でも、私はそのときの対話を繰り返し思い出します。問いと答え。対話には不思議な力があります。
対話を振り返りながら、私は別のことを思い始めました。
私たちは、人生の中でいろんなところを通過します。
いうまでもありませんけれど、人生は決して平坦な道のりではありません。学校で、会社で、組織や仲間や家族のあいだで、さまざまな出来事があります。自分の力ではどうにもならない課題や悩みにぶつかることもあります。歳を重ねるごとに「ほんとうにいろんなことが起きるものだなあ」と思わざるをえません。
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