久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.157 2023/11/14発行
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眠れぬ長い夜に感銘を受けた本と聴けばよかった音楽
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2.大人の読書&雑誌三昧
>検査入院で眠れぬ夜に完読感激した2冊
睡眠時無呼吸症候群の検査入院で、長い長い夜を過ごさねばならない時に、睡眠薬代わりに読んで心に残った2冊をご紹介しましょう。
まったく異なる類の本ではありますが、検査入院とは言え、病院の個室で読みながら、自分の人生を振り返るにはもってこいの本でありました。
1)人を導く最強の教え易経 小椋浩一著
古今東西の宗教や哲学に関心を抱いてきた私ですが、「易経」については、なぜかノーマークでありました。
やはり、易と聞くと「易経」というより「易占」の印象が強かったからかもしれません。なにせ、私は占いには無関心。「どうする家康」的決断に晒され続けた経営者時代でさえ、占い師に頼ったり、自ら占いをしたりすることはなかったのです。
(小学生の頃、オカルトブームだったので、コックリさんやタロットカードにはまったことはありましたが)
ところが、ちょうど検査入院が決まった時に、私が尊敬する友人から、この本が贈られてきて強く勧められたのです。
そこで、これも何かのご縁と、病院に持参したのでした。
◇稲盛和夫氏、野村克也氏、栗山英樹氏……
ブレないリーダーたちは、なぜ『易経』を愛読するのか?
『易経』は四書五経のひとつで、その内容が洞察力や直観力を身に着けるのに適した書であることから、
古代中国の君主が盛んに学んだ帝王学の書とも言われる。
ブレないリーダーたちは、なぜ『易経』を愛読するのか?
それは、三千年の時を経て語り継がれる『易経』の教えを心に刻みながら、自問自答を通して、自分の軸が見えてくるから。
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