G7議長国の背骨

G7議長国の背骨 　先のG7外相会議で議長国日本が示したイスラエル戦争への姿勢に、日本国内から疑問の声が上がっています。世界で人道主義の立場から、パレスチナの人々を虐殺するイスラエルへの反発が強まり、停戦を求める動きが広がる中で、欧米の親イスラエルの姿勢を追認する形の声明を議長国日本がまとめることになったためです。 　宗教、民族の問題に欧米ほど悩まされてこなかった歴史の中で、この問題に対処する上での確固たる「背骨」を持ち合わせない日本を露呈し、ただ米国追随、盲従の姿勢を鮮明にしただけとなりました。 「ネタニヤフ首相の抗弁」