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貞子第二メルマガ:「ドル安を伴うアメリカ長期金利の上昇」が始まれば、 それは「ドル国債危機」「スタグフレーション」の始まりだ!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/11/14
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《抜粋》 日本時間で今夜、アメリカ時間で11月14日朝に市場大注目の 「10月のアメリカの消費者物価指数(CPI)統計」が発表になり ます。 今夜発表の「10月のCPI統計」は、今後のアメリカ経済が歩む 道を判断する上で、重要な指標になります。 少し大げさですが、「天下分け目の統計」になるかもしれません。 今後アメリカ経済が歩む道は、以下の三通りのシナリオが考え られています。 ・ソフトランディング(景気減速してゆくものの、深刻な景気後退 には陥らず、高めのインフレも徐徐に鎮静化してゆくシナリオ)、 あるいは、 ・ハードランディング(大幅に景気減速して、景気後退に陥って、 高めのインフレも急速に鎮静化してゆくシナリオ)、 あるいは、 ・スタグフレーション(大幅に景気減速して、景気後退に陥る((= ハードランディングする))ものの、高めのインフレも定着してし まうシナリオ)、 「10月のCPI」統計の結果が市場予想をわずかに下まわれば、 ソフトレンディング・シナリオの可能性がぐっと高まって、「FRB は利上げを完了した!」との市場の楽観論が正しかったことにな り、アメリカ長期金利は低下、内外の株式市場も大幅上昇するこ とでしょう。 一方、この日発表のCPIが市場予想をとても大きく下まわれば、 かえって景気後退(ハードランディング)懸念がぐっと高まって、 長期金利も低下、内外の株式市場は下落するでしょう。 その反対に、この日のCPIが市場予想を(わずかながらでも)上 まわっていると、「FRBは利上げを完了した!」との市場の楽観論 は否定されて、市場は悪い意味でサプライズ!スタグフレーショ ン懸念も浮上して、長期金利が上昇、内外の株式市場は下落する ことでしょう。 11月14日の「10月のCPI」を無事経過しても、 11月17日にはアメリカ議会で「つなぎ予算」の期限が訪れ ます。 「政府機関のシャットダウン」を人質にして、議会が再び見苦 しいほどの「チキンゲーム」を展開するようならば、今度こそ ドル安が始まって、アメリカでは「悪い金利の上昇」が始まり、 内外の株式市場は混乱し始めるのではないでしょうか???    

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