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「文字獄」の中国では全ての日本人がスパイ容疑で摘発の可能性がある/誇り高き日本精神はどこへ行った

黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
○●――――――――――――――――――――――――――― 黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」        2023年11月15日号(第521号) ―――――――――――――――――――――――――――●○  みなさん、こんにちは。黄文雄です。  スパイ容疑で逮捕された日本人に対し、懲役12年の判決が確定しました。しかし言論統制の中国では、詳しい罪状は絶対に明かされません。それだけに、誰でも理由もわからず拘束・逮捕される可能性があるのです。しかも、スパイ防止法のない日本の国民が中国で逮捕・懲役刑を受けた場合には、とりわけ厳しい状態になります。  今週は、この問題を取り上げました。  その他、盛りだくさんの内容でお送りします。  1 今週のニュース分析  ☆【中国】「文字獄」の中国では全ての日本人がスパイ容疑で摘発の可能性がある  ☆【日本】誇り高き日本精神はどこへ行った  2 日本人が知らない中国の正体 第7回  ☆「物理力」しか頼るものがない中国  ☆ヤマトイズムと中華思想は対極的 ――――――――――――――――――――――――――― 1 今週のニュース分析 ☆【中国】「文字獄」の中国では全ての日本人がスパイで拘束される可能性がある ◎中国で拘束の日本人男性 上訴棄却され懲役12年確定 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231112/k10014255481000.html  4年前に中国湖南省長沙で国家安全当局に拘束された日本人男性に対し、今年2月、スパイ行為に関係したということで懲役12年の判決が下されましたが、男性は上訴していました。しかし11月3日、この上訴が棄却されたということで、懲役12年が確定しました。  反スパイ法が制定された翌年の2015年以来、中国当局にスパイ容疑で拘束された日本人は少なくとも17人に及んでいますが、中国当局はスパイに関連しているということで、逮捕や裁判の判決理由などについて、ほとんど情報を出していません。  そのため、どのような行為がスパイ行為に当たったのかということが、ほとんどわからないのです。町中で何気なく撮影した写真、あるいは誰かと交わした言葉がスパイ行為とみなされたのかもしれないですし、あるいは政治的な理由からの冤罪かもしれないのですが、その実態はまったくわかりません。

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