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「コストコの消費税課税漏れ」「インボイスの影響を最小限にする方法」「日本の法人税は高いという嘘」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2023/11/16
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●「日本の法人税は高い」という嘘 筆者はこれまで「日本の消費税は悪税の極致」と述べてきま した。 日本経済が長期的に低迷し、国民生活が年々厳しくなってい るのは、消費税が大きな要因の一つである、と。 消費税が増税されるたびに法人税や富裕層の所得税が減税さ れており、消費税は法人税や富裕層の所得税を減税するため に導入されたもの、と。 しかし、こういうことを思っている人も多いと思われます。 「日本の法人税は世界的に見て高いから下げられてもいいは ず」 が、その考えは、財務省のプロパガンダにまんまとひっかか っています。 現在、日本の法人税率は23,2%(国税)です。 この法人税率は、確かに先進国の中では決して安くはありま せん。 イギリスやドイツの方が低く、アメリカも減税を行っている ので日本よりも安くなっています。 だからこれを根拠に「日本ではもっと法人税率を引き下げな くてはならない」と主張する御用学者も多いです。 が、これは「名目の法人税率」の話です。 日本の場合、名目の法人税率は高く設定されていますが様々 な抜け穴があるために、実質の法人税率は著しく低いのです。

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  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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