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/ 2023年11月17日発行 /Vol.588(2/2)
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「人生に座右の銘はいらない」
読者からの相談や質問に松尾スズキが独自の視点でお答えします!
Q.先日、鈴木おさむさんが「ソフト老害」という言葉を使っていました。鈴木さんいわく「職場で上と下の間に入りバランスを取るポジションで、自分は、上のプライドを傷つけず、下の意見をうまいことまとめたつもりでも、下の世代から見たら、その行動が老害に見えてたりする」という感じの40代の人のことだそうです。私も40代半ばになったので気をつけなきゃなと思う一方で、でもこれって、40代の普通のあり方のような気もして、まだ腑に落ちていません。松尾さんは還暦なので老害世代(?)ってことになると思うのですが、ご自身が老害にならないように気を付けていることとか、40代のころにソフト老害にならないようにしていたとかありますか?(45歳、男性、会社員)
A.最初に言葉ありきと言いますが、まず、ソフト老害なんていう言葉がなかった時代に、ソフト老害なんていうものは認識の仕様がないですよね(笑)。
20代の頃から座長として生きてきたので、上と下のバランスを取るというようなこともしなくてすんでいたし。その行為自体、気持ちはわかりますが、そういう状況を経験したことがなかったような気がします。
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