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第269回「小石です」の巻

モリモト・パンジャのおいしい遊び
【2023年11月18日配信】 第269回「小石です」の巻 1.扇に絵を描く話 2.偶然の出会い 3.僕だけの小石 4.かんたんレシピ「豚と野菜のうま煮」 1.扇に絵を描く話 ワタナベさんは下町で「ネジ専門店」を営む好々爺。ご多聞に漏れず通称は「ナベさん」、僕の数少ないちょっと歳上の友人のひとりだ。 つき合いはけっこう長くてもう20年以上になるだろうか。かつて彼が二つ目のころから応援していたという噺家・柳家さん喬師匠の独演会を主催していたグループの代表で、その広報のデザイン周りを担当させていただいたことが縁でつながった仲である。 そのワタナベさんから「扇面に何か描いてもらえまいか」という依頼の電話が入ったのはかれこれ2か月ちかく前のこと。自宅新築の竣工を寿いでなにか壁面の飾り物が欲しくなったらしい。 <以下本文につづく>

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  • モリモト・パンジャのおいしい遊び
  • 本や雑誌に挿絵を描き続ける、無駄話好きで役立たずの酒呑みイラストレーター。そんな日常と、ボンヤリ考えていることや落語に歌舞伎、音楽の話題、そしてそれらにむりやりリンクさせた「かんたんレシピ」をご紹介。イラストレーターは居職(外に出ず、ずっと家で座業をする職種のこと)。朝も10時には仕事場に出勤、午後5時を回れば鉛筆を握りつつも「呑んで食べること」で頭はいっぱい。「買い物して帰って45分以内にはビール(第3を含む)缶のプルトップに指をかけていたい」が信条のアタクシ。月に二回、気楽にお読みいただければ幸いです。
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