拾われし者|No.164|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.164
「挑む。」
本格的にテコンドーへの挑戦が始まった。
まずは、オリンピック代表候補と初めての組手を無事に終えた。が、奮いたったエネルギーは、異常な程に挑戦のダイナモを燃やし続けていた。
実際に相対する事でしか、分かる事の出来ない世界。
ましてや、オリンピックに向けて取り組んでいる一流のテコンドー選手に対して、組手の実体験が出来る事等、まず挑まなければ実現、経験出来ない世界。
まず最初の実感は、前項にも書いたが、剣道とフェンシングの世界の違いと言う事か?
空手の間合いはどちらかと言えば近い間合い。
そこから放つ蹴りは、どうしても倒す、効かすとの力みが派生しうる。
そこへ来てテコンドーは、フェンシングと同じく如何に電子と電子が結合し、ポイントとして認められるか?
ロングの間合いから、素早いステップにおいて脱力から速い蹴りをヒットさせていく。
それも如何に上手く、電気が通っている部分をプロテクターに当てていくかが、大きな比重をしめている。
テコンドーの選手が息子に対し
「原田君、テコンドーは分かりやすく言うと、鬼ごっこと同じ様なものやけんな。
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