「働いたら負け」社会の実現？／予見力を鍛える

【 2023年11月20日 】第571号 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門　　　　　　　　　　　　　 　　　 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※このメルマガのバックナンバーは全てこちらでご覧いただけます。 http://www.mag2.com/archives/0001370991/ これまでの号を読んでみたいという方はこちらで購入できます。 ■先週の活動と振り返り ・相場 米国の消費者物価指数の上昇が鈍化し、いよいよ利上げの終焉が近づいてきたのかもし れません。 もちろん単月では判断できませんが、1ドル152円に迫る円安も149円台に転じました。 米国が来年には利下げするのではという観測が出ているようなので、円安もそろそろ天 井で、ここから円高へのトレンド転換になるのでしょうか。 世界各国で利上げの見送りが相次いでおり、他の通貨ペアも円高になる可能性が高く なっています。 では円高・株安を見据えた運用方針が必要なのか？ しかし積立FXは平均約定単価が下がっていくだけなので、これは従来通り粛々と。 株や投信も同様に、積立では同様に粛々と。 なので大幅な下落・暴落がない限り、積立では特に方針を変える必要はなさそうです。 ・貧乏な方がトクをする？ 読売新聞の報道によると、岸田内閣の支持率が発足以来の最低となる24％という世論調 査の結果だったそうです。 不支持はなんと62％で、これはもう退陣しろというシグナルですよね。 2年前、2021年10月10日発行のメルマガで、次のようなコメントを書いていました。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 岸田内閣が発足しましたが、河野・高市氏は閣僚から外れたようです。 確かに河野氏を重要閣僚に任命してまた実績を上げられると、次期総裁選で再び強大な ライバルになります。 そうしないよう、自民党内で飼い殺しにするつもりなのでしょうか。 そして岸田新総理は積極的に発信していますが、危うさを感じています。 たとえば「分配なくして次の成長はなし」という主張ですが、分配にはそもそも財源が 必要です。