『身の毛もよだつノロウィルス感染ルート』井戸実のブラックメルマガVol.625-1/2

＜ロードサイドのハイエナ＞井戸実のブラックメルマガ ▼625号店 2023/11/22 ◆今週のメニュー ★ご挨拶 ★レストラン訪問記 ★10年前のレストラン訪問記 ★今週の物件！ ★Q＆Aコーナー ★最後に 【ご挨拶】 皆様こんにちは。今日は「良い夫婦」の日だそうです。知らんがな。そして明日は勤労感謝の日です。もっと知らんがな。 岸田政権がいよいよ終焉に向けてカウントダウンとなってます。先週には財務副大臣を務めていた神田憲次衆院議員が自身が代表取締役を務める会社が度重なる税金の滞納を繰り返し、所有するビルが繰り返し差し押さえを食らっているということを文春が報じ、辞任に至ることとなりました。まぁ脱税じゃなくて滞納なので確かに「事件」ではありません。普通の一般人で住民税とかうっかり納付し忘れて、支払い期日が過ぎてしまったことなんて普通にありますよね？あれも滞納ですからね。なので違法性はないから政府も早期更迭に踏み切れなかったことに、有権者はおろか自民党内からも政権に批判の声が上がっております。 この神田議員は元々税理士で自身も税理士事務所を運営していたのですが、議員になって税理士時代に煮え湯を飲まされた鬱憤を財務省のトップになって晴らしてやりたいという崇高な理念をお持ちの政治家です。素晴らしい。実にわかり易い。 僕で言えば厚労省のトップになって所管の保健所に対して何かしてやりたい！とかってことと同義なのかと思いますが。厚労省には思わないんですよね。厚労省所管の日本の保健所って普通に真面目で、こちらがちゃんとしてればある程度融通を聞いてくれる素晴らしい役所です。飲食店を開業する際、工事も終わって5日後にOPENしたいから営業許可出して貰うために直ぐに来てくれと保健所にお願いするとちゃんと直ぐに来てくれるんですね。しかも指定された時間通りに来てくれるというのが凄い。 これアメリカだと700％そんなことは無理で、申し出は受けた（保健所検査の）。で、いつ行けるかわかんないから来るまで準備しとけや。もちろん来て貰い検査を受けて営業許可書が出ない限りお店の営業は不可能です。したら逮捕されます。 しかし日本は営業許可書の発行が間に合わなくとも営業することができます。もちろん保健所職員の検査を受けていることは条件ですが、指摘事項などがあって、そこを改善するなら開業後再調査で許しますよ。なんてこんな甘々なスタンスなのです。いや良いことですよ。ホントに。 そこがゆるいから食中毒事故が諸外国に比べて多発しているという事実もありません。 まぁやるとしたら国交省のトップは目指したいかな。国交省のトップになって日本の不動産業界の悪しき慣習をぶち壊したい。礼金の禁止。更新手数料の禁止。補償会社の業務停止命令。これくらいのことをやって借り手の保護と悪徳不動産事業者の一掃をはかる政策をぶち上げたいですね。無理ゲーですが。 で、あんまり政治の話は前のめりにしたくはないのですが、散々こき下ろされている増税クソメガネのことも冷静に考えてあげましょうよ。 コロナという未曽有の人災を前に菅さんが総理を辞めるという時に、次は短期政権になることは自民党内の中でも誰もがわかっていた訳で。 政治家になる以上、総理大臣の席を目指すのは当然の志でありますが、あのタイミングで毒饅頭を食べに行けるかといったらそら人生の軽く半分以上を政治家稼業をして来た人からすれば躊躇するじゃないですか。 そこにメガネの思惑が一致しただけの話です。こんな非常事態でもなければ自分が総理大臣になることは絶対に能わない。と。何せこれといった政治信条がないということは就任時からメッセージを掲げております。「私の特技は人の話をよく聞くということだ」等と、のボケヅラでのたまっておりましたが、言い方を変えれば「人の言いなりでしか動けません」ってことであり、彼らが散々批判を受けている全ての政策は、自民党幹部が自分が矢面の時にやりたくないことを全てメガネに押し付けているという構図でしかない訳ね。そういった立場になることはもちろんホンモノの馬鹿じゃなければわかっていることでしょう。あのコロナの非常事態時ぐらいじゃなければ自分が総理大臣になるなんてチャンスなんかある訳ない！と覚悟を決めた訳ですから、腹を括ってるのは確かなのですね。 そして世の中はコロナという3年に渡る謎の人災から目覚めて日常に戻りつつあります。 岸田総理よく頑張りましたよ。よくやり遂げました。近年の総理大臣でここまで嫌われたのは菅直人か鳩山さんくらいでしょうけど、好かれりゃ良いってもんじゃないからね。それにしても次の総理大臣は誰なんだろ。消去法で言えば菅さんの再登板が一番まともな感じがするんだけどなぁ…。