小林よしのりライジング 486号「〈証言〉を鵜呑みにして冤罪を作る奴ら」（２／２）

小林よしのりライジング 第486号 その2　2023.11.22発行 よしりん先生が読者の皆さんからお寄せいただいた質問に直接お答えするコーナーです！ 早速、今週のQ&A行ってみましょう♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【質問者】 名前：ハートマン軍曹 性別：男 出身：福岡県 年齢：47歳 職業：会社員 団員の自殺を受け、宝塚歌劇団がマスコミから注目されています。 正直、第二のジャニーズになってしまうのではないかと不安でしょうがない気分です。 歌劇団内でイジメがあったとしたら是正されるべきなのは当然のことですが、今回の事案がマスコミの視聴率稼ぎのためだけに利用され、消費されると言うのは気に食わないと思っています。 視聴率さえ稼げれば日本人が気づいてきた文化などどうでもいいと言わんばかりのマスコミの拝金主義的姿勢に対して小林先生はどう思われますか？ 【回答・よしりん】 芸能界の隅々まで光を照らして平準化するのは、ちっとも面白くない芸能人を育てるだけです。 我々が楽しめなくなる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【質問者】 名前：1ki 性別：男 住所：播磨國赤穂郡（現兵庫県南西部） 年齢：最後の昭和生まれ 職業：物流関係 日テレのニュースで、欧米の記者がガザ地区で生中継の最中、30分前まで一緒だった同僚の訃報を受け涙を飲んで解説するのを見ました。 ウクライナ戦争でもそうでしたが、現地で取材する記者たちには尊敬の念を禁じえません。 いかに情報化社会が進もうと、ジャーナリズムの最前線は今も昔も命がけ、情報は命をかけて手に入れるものなのだとしみじみ思います。 社内や国内に引きこもり週刊誌や海外の報道を垂れ流し、当たり障りのない模範解答的な解説しかせず、利益のためなら情報を捏造し、訴訟される心配のない小室夫妻や生活保護受給者を叩く事しか能がない日本の大手メディアとは天地の差です。 【回答・よしりん】