日米に歩み寄った中国の苦しい事情
サンフランシスコで行われたAPEC総会よりも、そこでの米中、日中首脳会談に注目されました。米国のバイデン大統領は中国の習近平国家主席と庭園で肩を並べて歩く姿が紹介され、米国が中国トップを厚遇したとの報道もありましたが、その前に習近平氏を迎える時には、レッド・カーペットが敷かれていませんでした。
インドで開催されたG20を欠席した習近平氏は、今回の訪米にも乗り気ではなかったといわれます。しかし今回の首脳会談では中国の習近平主席が自ら日米に歩み寄って、良好な経済環境の回復を目指した点が特筆されます。それだけ中国の置かれた立場が、経済的にも政治的にも苦しい状況にあることを示唆しています。
「台湾問題は出ず」
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