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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.060/第60号
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「豚汁づくりの極意」
2.ちょっと御相談がありまして 「社交性のない自分」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「泣く人も悲しみの感情で周りの人を動かします」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 名古屋駅「みそかつ 矢場とん」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ 「豚汁づくりの極意」
うわぁ、このぬくぬくした布団から出るのつらい……。
そんな季節がやってくるのとほぼ同時、そしてその季節が終わりを告げるくらいまでの間、少なくとも週2~3のペースで私がやっていることがあります。
それは、豚汁づくり。
豚汁って、「食べたくないとき」がなくないですか?
「今日はカレーの気分じゃないな」とか、「今日は揚げ物じゃないな」っていう日があったとしても、「今日豚汁食べたくないな」っていう日は存在しない!(ドンッ!)
昨日の夜豚汁だったとしても、翌朝だって豚汁なら嬉しい!
「今日は仕事でへとへとで、料理する気がしないわぁ」というときも、
「あ、そういえば冷蔵庫に豚汁の作り置きのタッパーがある! あれを温めれば、あとは冷凍ご飯チンして、塩昆布となめたけがあれば上等上等」
と、少し生きる気力が戻ってくるのです。
ゲームでいうところのHPが回復する感じ。知らんけど。
なので1回1回の豚汁づくりにも一球入魂。
出汁はかつおだしのみかかつお昆布だしにするか。
定番の里芋をジャガイモに変えてみてもいいし、豆腐を厚揚げにしてみたり、揚げ玉入れてみたり、最後にごま油を垂らすかバターを入れてみるか、じつは練ゴマを入れるとこくが出ておいしいとか。
あと、味噌の配分も重要。
我が家は料理研究家の和田明日香さんにならい、大きめのタッパーに数種類のみそをパズルのように入れて、気分によって麦みそ多めとか信州みそ多めとか、アレンジをしています。
結果どうなるか。
一度として同じ味ができたことはない!
一期一会のおいしい豚汁が出来上がるのです。
(で、この話がアドラー心理学とどう関係するのか? 関係しないのか? 続きは本文で!)
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