▼ 第47号
2023/11/24
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有田芳生の「酔醒漫録」
*毎週金曜日発行*
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◆目次
1・「評言独語」──北朝鮮「拉致問題」解決への困難
2・「酔醒漫録」──11月17日〜11月23日
(「北京亭」のカレーライス、『我が友、第五福竜丸』、箱根「富士屋ホテル」など)
★発売中の有田芳生著書★
・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売)
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html
・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売)
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4
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1・「評言独語」──北朝鮮「拉致問題」解決への困難
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▼横田めぐみさんが1977年11月15日に北朝鮮に拉致されて46年。横田滋さんは2020年に87歳で亡くなり、いま横田早紀江さんも87歳になった。来年2月になると88歳だ。今年の3月に入院したときには「死を意識した」というから、もはや待ったなしだ。しかし拉致問題はいっこうに解決の兆しが見られない。あえていえば被害者や家族が努力する必要などなく、政治家とくに外交交渉に責任を持つ政府の責務なのだ。この11月26日には「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が砂防会館で14時から16時まで開かれる。今年の5月27日に行われた集会では、世間の耳目を集める発言を岸田文雄総理が行った。〈 我が国自身が主体的に動き、トップ同士の関係を構築していくことが極めて重要である 〉。そのうえで〈あらゆる機会を逃さずに金正恩委員長に伝え続けるとともに、 首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベルで協議を行なっていきたい と考えております。〉北朝鮮の外務次官名ですぐにコメントが出されたため、日朝交渉が進むのではないかと期待が膨らんだ。(まぐまぐ 23号=6月9日 、 24号=6月16日 参照。なおこのメルマガを見た政府高官は情報が漏れていると犯人探しをした)。
▼岸田総理はいまから半年前になぜ前のめりの発言を行なったのか。
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