メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

159後編「注意や指摘をするとすぐに不機嫌になる同僚への対処法」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.159 2023/11/28発行 *========*========*=======*=======* 4.大人の放課後相談室 Q 注意や指摘をするとすぐに不機嫌になる同僚への対処法 自分が所属する部署に新たに配属されてきた40代の同僚が、注意や指摘をするとすぐにダメ出しされたと思って、いじけてしまいます。 どうやらパソコンを使う仕事に自信がないようで、アドバイスや困っていないか、声を掛けるだけでも、「遅すぎですよね。すいません」「役立たずですいません」と毎回言ってきます。 私はそんなことは思っていませんし、そのことも伝えているのですが、同僚には届いていないようです。 どうやら前の会社でパワハラ上司についていたようで、それがトラウマになっているのではないかと思っています。 同僚は、マジメで一生懸命なので何とか力になりたいと思っています。いいアプローチ方法はないでしょうか? 千葉県/39歳/男性 A まずはランチで雑談し、自分の失敗談を伝えつつ応援したいと伝えましょう。SNSをやっていたら友達になって公私ともに仲良くなるのも一法です。 なるほど、これは辛い心境になりますね。お困りのことと思います。 こちらとしては善意からの行動で、決して他意も悪気もはないのに、お相手は、過去のトラウマからか何もかも悪い方にとらえられてしまう。 本来は、カウンセラーの仕事ではありますが、一緒に楽しく働きたいのですから、そうも言ってはいられませんね。 ちょっと時間と手間がかかりますが、まずは心を解きほぐすことから始めてはいかがでしょう。 ■1 ご近所の美味しいお店を教えるよとランチ まずは、ご自身が前の上司と違い、味方だとわかっていただく必要があるでしょう。 善意からアドバイスするにしても、仕事のことだと警戒されるでしょうから、ご近所の美味しいお店を教えつつ、ランチをご一緒するのはいかがでしょう。 「どんな料理が好き?」 とまずは聞いてから、 「今度、このあたりの美味しいお店で一緒に食べよう!」 と誘ってみましょう。 そして食事中も、ユダヤ人の鉄則「食事中は仕事の話はしない」ことを心がけ、趣味のことなど尋ねながら、あくまでも聞き手に回りましょう。 お相手は、きっと「何か仕事のことで言いたいことがあるに違いない」と思っているので拍子抜けするはずですが、それが関係づくりの第一歩です。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
  • 21世紀の世界は驚きに満ちています。 海外はロンドンの片田舎から、シンガポールの怪しいマーケットまで。国内は美術館・コンサート・グルメ天国の東京から、ツアーガイドに載らない日本の秘境まで。DEEPな旅へと写真付きでご案内。 ネットはサブスク天国となり、古今東西のA級C級映画・アニメから伝説のライブまで、みんなで観たいものだらけ。経営者向けの講演や大学での授業、新聞連載やSNSでは紹介できないオモシロ怪しい超雑学的コンテンツをご紹介します。 大人のなんでも人生相談も毎週実施中ですのでお気軽にご相談を!
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日・第4火曜日(祝祭日・年末年始を除く)