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債券高なのですが・・・

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/11/28
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債券高なのですが・・・ おはようございます ここのところまた女性から声を掛けられることが多くなってきた角野。ミーティングなどでそのことを言うと、連中はちっとも信用をしないので話さないようにしたいのですけど、はなしたくてウズウズするのでここに書こうかな、と思ったけど・・・。おもろいことはたくさんあるのですけど、控えたい、と思います・・・。言いたくて、言いたくて仕方がないのですけど(笑)。 ■よくわからない債券高 日本の耐久消費財が10月は反落したようです。耐久消費財というのは日用生活品ではなく洗濯機やテレビ、炊飯器など数年に一度しか買い換えないものを指します。この状況では仕方がない、と思いますけど。 一方で米国では景気減速の懸念があるとのことで昨晩、債券が買われ、そこ固い債券市場が底抜けをしました。その理由付けとしては、景気が悪くなる見通し、とのことですが、そんなものは債券トレーダーが一番わかっていることで、債券価格が上昇して金利が下がれば株価は上昇する、株価が上昇すると景気が回復する、ということになると思うのです。しかし、マーケットはそれを支持している模様です。 おそらく、これはインフレ期待率の差が1y-5yの差が現在1.3%ほどありますが、実際の金利市場は0.8%ほどしかありません。おそらくこれにサヤ寄せするために長期債を中心に売られているだけの話のように思います。このことを理解しようとしても、メディアや投資家にはそのことを理解できる人は少ないので景気が悪くなる見込み、ということでそういう噂が流れているのではないのかな、と思います。 事実、たとえば、原油の先物価格が逆さやから順さやに変化、これは需給の過剰を示す、ことなのですが、今の時期、西側の原油需要が減っている最中ですので当然の帰結です。反対に海運市場は今年の高値に面を合わせている状況ですから、原油が売れていない、というような状況になっている、のです。おまけに大幅に割安状態は続く、ということです。

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