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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽屋久島オスプレイ墜落事故▽▲  本日サイト巡回率50%。今日は休もうと思っていたのだけれどorz……。 ※ オスプレイ墜落情報 アメリカ軍所属 3人発見か 1人死亡 屋久島沖 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231129/k10014272131000.html *オスプレイ墜落1人発見の情報 目撃した人たちの証言「左エンジンが爆発し、 プロペラが沖に飛んで行った」「くるくる横回転したあと爆発」米軍所属で乗組員6人 https://news.yahoo.co.jp/articles/407cbbfed65fcd7171a6109a3f53f772a0ba12cd  オスプレイの直近の墜落事故は3件。22年3月ノルウェイ。バンク角を取りすぎ てのパイロット・エラー。その年の6月。加州でギアボックスの壊滅的な破壊が 発生し、これはその夏、ハード・クラッチ・エンゲージメントとして、全機飛行 停止の事態に発展した。  今年の8月、オーストラリアでの事故原因の公表はまだなし。  現状では、どうもエンジンが原因ぽいので、エンジン起因のオスプレイの墜落 事故としては、初めてかも知れない(今夏のダーウインでの事故原因が気にな る)。ちなみに過去、エンジン・トラブルで片肺で緊急着陸したケースはあるみ たいです。  第一報を聞いた時に、なぜ不調なエンジンを止めなかったのだろうと思って、 その疑問は今も残っているのですが、夜になって入って来た、屋久島空港に南東 側から進入を試みていたという情報で、ある程度の疑問は解けた。  巡航飛行していただろうパイロットは、高度を落とす必要があって、それには 時間も距離も必要。旋回し、高度を落としながら屋久島空港に着陸を試みた。そ のために、いったん空港をパスして、高度を下げつつ南側からアプローチしたはずです。 (*客を乗せているから、与圧がないオスプレイがそんなに高度を取ったとは思 えない。晴れていて屋久島のピークも見えているから、6千、あるいは7千フィー ト前後ではなかっただろうか? *高度1万フィートで乗員は酸素マスク着用)  ちなみに、一番近い空自レーダーサイトは、宮崎串間の高畑山レーダー・サイ トです。標高500メートル。ここから見える水平線0メートル距離は80キロなので、 130キロある現場付近で、墜落直前の状況はたぶん空自レーダーには見えていな い(つかここで真西から超低空侵入されたらどうやって探知するのだろう)。た だ屋久島、種子島空港のレーダーには映っているはずです。  いずれにせよ疑問としては、パイロットはなぜ不調なエンジンをシャットダウ ンしなかったのか? シャットダウンできない理由が何かあったのか? あるい は、たまたま左エンジンが吹き飛んだ場面が目撃されたけれど、何が不調なのか

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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