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2024年問題の本質:馬鹿は馬鹿だと分からないから馬鹿なのだ。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
(先日配信した記事を、さらに推敲して、2024年問題の本質をさらに深く掘り下げてみました。是非、ご一読下さい) 最近話題の2024年問題。それは、過剰労働を禁止すると同時に労働生産性を上げることを目途として、労働時間の「短縮」規制を設けるという「働き方改革」を、トラック業界に導入することで生ずる問題だ。何が「問題」なにかと言えばそれは、労働時間の短縮規制によって、各企業等の「荷主」が求めるトラック需要の全てが捌ききれなくなるという問題だ。そうなれば、各業界の生産活動が滞り、日本の経済活動に深刻なダメージが生ずる。だから政府は今この「問題」を解決するために、「様々な対策」を躍起になって進めようとしている。

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