メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

岩上安身のIWJ特報! 第626号桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー 第2弾(その3)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2023/11/30
    • シェアする
第626号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! 米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加 速! 岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家 桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー 第2弾 (その3) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その2)の続き  2023年9月1日に、安全保障と国際関係論の専門家である桃山学院大学法学部教 授の松村昌廣氏に岩上安身が「米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、 米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速!」と題して行ったZoomに よるインタビュー第2弾の続きである。 ・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 https://bit.ly/47UEumN  台湾有事について松村教授は「今にも起こりそうだという見方と、起こりっこ ないという方と、両方とも間違っている」との見解を示した。  人口動態から見て「長期的には中国は老人国家になって全然怖くなくなる」と する一方で、短期では「まだ余力があるので、外にいろいろ手を出せるのが、こ の10年、15年」だから「リスクは看過できない」「アメリカの庇護は、頼りにな るかどうかは別にして必要」と指摘。  その上で、「日本のオプションは3択」で「中国の軍門に下るか、核武装するか、 スイスのような非核の重武装国家になるか」と提示した。  その時、「変に優秀な総理大臣だったら、アメリカの御用聞きになる」から、 「決断できない、無能な人がトップの方がいい」と、一見逆説的な見解を披露。  さらに、現在の日本の状況が、第二次世界大戦で徹底的に負けて、米国にマイ ンドセットされたことに起因するため、その「魔法」を解くには非常に大きな衝 撃が必要だと述べた。  岩上は「最後の質問」として、2008年という同じ年に、リーマン・ショックに よって米国を中心とする世界経済システムに亀裂が生じたことと、NATOの東方拡 大宣言という、2つの大きな出来事が起こった意味を問いかけた。  これに対して松村教授は、経済システムと戦争の歴史的関係を踏まえながら自 説を展開。第三次世界大戦の可能性へと展開していった。 (記事目次) ◆台湾有事における日本のオプションは3択!? 中国の軍門に下るか、核武装する か、スイスのような非核の重武装国家になるか!? ◆第二次世界大戦で徹底的に負け、アメリカに新たにマインドセットされた日本。 その「魔法」を解くためには、非常に大きな衝撃が必要!

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 岩上安身のIWJ特報!
  • フリージャーナリスト・ネットメディアIWJ代表の岩上安身が、自身の取材活動、100以上(現在増殖中)のIWJチャンネルから得た、大手メディアが報じない情報をお伝えします。
  • 880円 / 月(税込)
  • 不定期