第291号(2023年12月1日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
ニューヨークより島田久仁彦です。
現在、日本とは14時間の時差があるため、少しタイムラグが生じるかもしれませんが、ご了承ください。
さて、今週号の内容ですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
先週に引き続き【揉め事の解決法】についてお話しします。
しかし、いざ揉め事に巻き込まれると、
【紛争解決の手段・方法は分かったけれど、どれを使うのが適切なのかわからない】
という悩みは誰にでもあるのではないでしょうか?
先週号では、ご自身のケースに適した紛争解決のツール・プロセスを見つけ出すための
“3つの問い”についてお話ししました。
一つ目の問いは【私が達成したいゴールは何か?(What are my goals?)】でした。
交渉でもコミュニケーションでも、この“何のために”という目的、そして何を達成したいのかというゴールを明確に設定し、
意識することは大事だとお話ししてきましたが、これは紛争解決においてもとても重要です。
お試しいただけましたか?
今週号では2つめの問いについてお話いたします。
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
次に【2―国際情勢の裏側】ですが、今週も国際情勢は流動的に動いています。
国連安全保障理事会では北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る緊急会合が招集されましたし、
別の時にはイスラエルとハマスの戦いと人質解放・一時戦闘停止への対応などが話し合われました。
そして忘れがちになってしまっていますが、ロシア・ウクライナ戦争の出口や人道支援についての協議も安保理のみならず、
委員会レベルでも行われています。
そのような中、私は第2回核兵器禁止条約締約国会議(TPNWMP2)にへいわ創造機構ひろしま(HOPe)の
プリンシパル・ディレクターとして参加し、今週は主に核廃絶と持続可能性の相関性を高める議論を進めていますが、
このメルマガを配信する頃には、TPNWとは別の会合を立て続けに行っていることと思います。
今回、【2-国際情勢の裏側】のコーナーでは、主に国際紛争を核兵器の軍縮・軍拡の観点から横断的に見てみたいと思います。
そして先週号での予測に反して、イスラエルとハマスの戦闘停止が延長され、
ハマスによる人質の解放とイスラエルによる“囚人”解放が継続していることを歓迎します。
このまま停戦・休戦、そして終戦に繋がってくれるといいのですが、残念ながらそうはいきそうにないようです・・・。
今はあまり詳しくはお話しできませんが。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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