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元AUTOSPORT編集長 町田英明の「海外フォーミュラ入門」
~レーシングカート、S-FJ、F4から本気でF1を志す貴方へ~
(第267回)勝ち続けたマックス・フェルスタッペン選手が、19勝目を飾る。
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(2023月11月15日号)
こんにちは。元AUTOSPORT編集長、そしてF1 RACING編集長の町田英明です。長かったシーズンも終わり、さまざまなカテゴリーで新たなチャンピオンが生まれました。特に国内レースでは、TOM’Sが全日本スーパーフォーミュラ選手権、SUPER GT選手権を制し、宮田莉朋選手が24歳という若さで史上最年少のダブルタイトルを獲得しました。
そしてトヨタGAZOOレーシングは、宮田莉朋選手を来季、FIA-F2とヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦させると発表したのです。
これには自分も驚きを隠せませんでした。平川亮選手のF1マクラーレン、リザーブドライバー就任にも驚かされましたが、それ以上の衝撃でした。
さらに内部情報によると、トヨタは国内FIA-F4チャンピオンをTOM’Sから全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権へとステップアップさせるという規定路線を崩し、ヨーロッパでFIA-F3に挑戦させるプランがあるというのです。
これは今、カートをやっている若手ドライバーにとって、大きな夢を与えてくれるプロジェクトです。頂点をWRCとWECに置くトヨタというイメージから、すくなくともF1への道を意図するFIA-F3、FIA-F2、そしてF1という道が開けようとしているからです。
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