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予定通りのマーケットの動き

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/12/01
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予定通りのマーケットの動き おはようございます 以前に紅葉が去年ほどきれいではない、と記しましたが、11月末からとたんにきれいになり、家の前から見えるお山もきれいに紅く染まりました。とたんに観光客も増えている状態です。地元の人間でもいつ見ごろになるのかわからないのに、遠くの観光の方々はどうやってそういう情報を探り当てるのだろう、と思います。NHKなどの紹介は2週間前ほどに私の家の近辺は見ごろ、とのことだったのに観光客はまばら、今はもう終わり、と書いてあるのに観光客は増える一方、不思議な現象です。 ■予定通りのマーケット 今朝はダウがすっ飛びました。以前から言うように、株価はナスダックが非常に割高なのに対して、ダウが非常に出遅れている、と言っていました。 ダウが出遅れ、ナスダックが異常高という現象は何がよくないのか、といえば、株式の資金循環がよくならないのです。たとえば、株式市場全体が上昇しているときは、現代の半導体やITが注目される時代になると、常に先行をするのはナスダック、それが波及してダウ、そしてスパイダーズというように波及をしていくのです。その間にナスダックは調整を行い、スパイダーズが頭を迎えると今度はナスダックが上昇するというような循環が起こるのです。 今までは、ナスダックばかりが上昇をして、ダウがそれに続かない、つまり株式市場の中の資金循環がうまく行っていない、というような状態でしたが、ダウが新値を更新したことによってようやく資金循環が始まったのか、ということが言えるのか、と思います。 ただし、金がすっ飛んでから2週間ほどたってから、株価がすっ飛ぶよ、と記していたのですが今回は1週間ほどで反応をしました。そのほか、細かい点で間違いがあるのですが、概ねはその通りの展開になっていると思います。 このダウの急騰の伏線は、2020年のパンデミックで金融緩和を行い、実質、マイナス金利での製造業の製造になったので作りすぎたのです。その在庫がずっと溜まっているという話を以前からしていますが、11月の在庫が減った、ということがたしか一昨日に発表がありました。在庫水準は、高止まりしていますが、これはサプライチェーンの混乱があったことから各社、在庫を以前よりも増やしている傾向なのであろう、と推測しました。そこに在庫が減少したのですから、当然、製造業がまた製造をしてくると読まれたのだと思います。

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