* 市況展望 (執筆日時:12月1日 25時)
11月1日配信号を、「日銀政策決定会合の
アクが抜けたので、当面は戻り相場に」という
タイトルにして、それまで下落基調になって
いた日経平均株価は、
「当面は戻り相場になると予想しています」
と述べました。
その後の日経平均株価は概ねこの予想どおり
の展開となりました。
それでは、いつものように過去1ヵ月の市況
を振り返ります。
なお、今回のタイトルの「掉尾(とうび)の
一振(いっしん)」というのは、年末に向けて
株価が上がることを意味する株式市場用語です。
[1] 過去1ヵ月の推移
10月にダブル底(4日の30,487円と24日の
30,551円)を付けましたので、セオリー通り、
10月31日からは上昇相場になりました。10月
31日までで底練りを抜け出し、11月1日から
20日までは、ほぼ一辺倒の上昇となり、20日
に「33,853円」の年初来高値を付けました。
それから30日までは、高値もみ合いの相場
が続いて現在に至っています。
[2] 11月の上昇の理論的な背景
11月に、これほどまでセオリー通りの上昇
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