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国際戦略コラム NO.p0796 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2023.12.04 ???
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税制体系をどうするのが良いか
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防衛費の増額が必要で、増税を行うというが、多くの国民は反対で
あり、無理して増税をすると、自民党は政権を失うことになる。ど
うすればよいかを検討する。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は
29,202ドルで安値となり、2023年11月24日は35,390ドルで、27日は
56ドル安の35,333ドル、28日は83ドル高の35,416ドル、29日は13ド
ル高の35,430ドル、30日は520ドル高の35,950ドル、12月1日は294ド
ル高の36,245ドル。
先週、株価は1000ドルの上昇になった。株も債券も上昇する。10年
米国債価格が上昇して、金利が低下して4.6%まで下げた。このため
ドル高が修正されて、ドル円も147円台まで下がっている。
米国の指標も失業保険継続受給者数が192.7万人となり、失業後に次
の仕事に着くまで、時間がかかるようになっているが、他の指標は
、予想通りであり、インフレが3%に収まっているのに、景気後退に
はなっていない。
イエレン米財務長官も、米経済にはインフレ定着を防ぐためにこれ
以上の大幅な金融政策の引き締めは必要なく、力強い雇用を伴う「
ソフトランディング(軟着陸)」を達成する軌道にあるとした。
この発言で、インフレが収まっているので、金利を下げるべきとの
議論が出て、景気が良いのに利下げということになると市場は予測
している。
しかし、パウエルFRB議長は、利下げ観測へのけん制を試みた。
このパウエル発言でも、市場は、利下げが遅くとも2024年半ばまで
に開始されると考えている。
FRBは、金利上昇による国債の損を金融機関が抱えていることを知っ
ているので、資金を金融機関に供給している。特に第3四半期で、米
銀の未実現損失は22%増と急増している。このためにも、金利を下げ
る必要があると市場は見ているようだ。
もし、この状態を放置すると、シリコンバレーバンクのような倒産
になるので、金融機関は現状持っている国債を償還期限まで持つこ
とになるが、それを担保に中央銀行からの資金供給を受ける場合で
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