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No.261 私の日本の紳士服に対する想い

ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
 2023年もあっと言う間に12月を残すのみとなりました。  年齢を重ねると共にますます時の流れが早く、いや、より一層早く感じられる様になってきました。  ここ数年来、この10年くらいでしょうか、紳士服に関してはデザインについての大きな流行はなくなってきた、いや、ほぼなくなったと言ってもよい状況なのではないでしょうか。  その様な意味においては安定している、と言いたいところなのですが、正直、停滞していると言うのが正しいのではないのか、と。  このコラムにおきましては既に何度か近現代における紳士服の発祥につきまして、その具体的なルーツが古代ローマにおける、国家最高のエリートである騎兵の装い、またその精神性にあると申し上げてきております。

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  • ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
  • 皆様初めまして、ケン青木です。ニューヨークで紳士服の仕事を始めて26年。世界に通じる紳士服について御一緒に勉強を深めて行きましょう。着物に決まり事が沢山あります様に、西洋の伝統的紳士服にも決まり事はあり、それらを正しく知る、即ち彼らの価値観を正しく理解することなのです。多くはビジネスの相手、他者へ敬意を表すものです。20代半ばを過ぎましたら、自分ではなく他人のため、礼節として御自身の身支度を整えることに是非御心掛けいただければ、と。そのための重要ポイントについて、ファッション・流行とは別の角度からお話して参ります。
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