【痛くない死に方　2023年第49号】いよいよ国産ワクチン承認。「国産だから安全」「世界初すごい」は幻想だ！

２０２３年　49号 【長尾和宏の痛くない死に方】 あっという間に師走になりました。 急に真冬らしい寒さですね。先々週のメルマガにも書いた通り、今年のインフルエンザは、 重くかかる人が多いようです。町医者をやめたはずの僕のスマホには、毎日のように 「発熱したけれど、これはインフルでしょうか？　コロナでしょうか？」という問い合わせ をいただく。その人を診察したこともないのに、わかるわけがない。 「インフルエンザのワクチンもコロナのワクチンも打ったのに、なぜでしょう？」 とガラガラ声でキレる人もいる。 打ったからなったんですよ、と思わずつぶやいてしまうことも。 どっちにせよ、暖かくして寝ていればいい。病院に行ったってしかたがない。 キレたくなるのはこっちだよ、と電話を切ってから独り言ちる。 僕がこれだけブログやこのメルマガ、ニコニコ生放送で、ワクチンは百害あって一利なし！ と言い続けているのに「ワクチンを打ったのになぜでしょう？」と僕に訊ねてくること自体、 大丈夫かよ？と思ってしまうしあまりにも場当たり的、というかリテラシーなさすぎ。 この１年ずっと僕は北へ南へ東へ西へ、ワクチンの危険性を訴え続けワクチン後遺症 の人たちのために奔走してきたけれど師走になって今年を振り返り、「僕の活動はどこま で市民に伝わっているのだろうか」「僕のしてきたことに意味はあったのだろうか…と 無力感でいっぱいである。 先日も、とある企業が主宰する経営者などの勉強会に呼ばれた。 錚々たるメンバーが来てくださった。そこで与えられたお題は、「悪徳医療の見抜き方」。 今やワクチンビジネスが悪徳医療の筆頭だから、もちろんワクチンのお話しもしたわけ だけれど……皆さん、きょとんとした顔をしている。端から僕をトンデモ医者扱いしている 人も何人か。その人の表情で、僕がどこまで信用されていないかがわかる。 そういう人たちが僕を信じない根拠はただ一つ。 「だってそんなこと、テレビも新聞も報道していないじゃないか」 「ＮＨＫがワクチンは安全だと言っているのだから、安全なのだろう」 結局皆、普段信じているものはテレビと新聞なのである。 僕もちょっと前までそうであったから、それが普通の感覚なのであろう。 公益財団法人「新聞通信調査会」なる団体が、毎年「メディアに関する全国世論調査」 を行っている。先ごろ、その２０２３年版の調査結果が発表されたので、今日はまず、 それを掻い摘んで少し紹介したい。 調査方法は以下である。 ・各メディアの情報をどの程度信頼しているかを全面的に信頼している場合は１００点、 まったく信用していない場合は０点、普通の場合は５０点として点数をつけてもらう。 〇各メディアの信頼度　（ｎ＝２８７１） 総数１位 ＮＨＫテレビ　67点　２位 新聞 66．５点　３位 民放テレビ 61.８点 ４位 インターネット 49．５点　５位 雑誌 42.８点 〇各メディアの信頼度得点をつけた要因　（ｎ＝２８７１） 情報源として欠かせない 17．６パーセント