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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4828号 令和5年12月3日(日)
発行部数 9,762 部
【「起業家精神に関する調査報告書」】
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【「起業家精神に関する調査報告書」】
「起業家精神に関する調査報告書」
(令和5年6月 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
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https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/houkokusyo/GEM2022_report.pdf
本調査である、グローバル・アントルプレナーシップ・モニター(Global Entrepreneurship
Monitor:以下、GEM)は、
起業活動が国家経済に及ぼす影響について、各国家のデータを用いて実証研究を行い、
各国の政策担当者に重要な政策方針を提供している。
GEM 調査は、1999年に日本を含めた 10 カ国からスタートし、
2022年は 49 カ国(日本含む)が参加する国際比較研究へと拡大した。
本調査は、起業家精神の基本的な調査であるとも言えますので、
起業家学に携わっている私としても、
非常に興味深く読むことができました。
今回様々な調査内容に関心を持って読み進めていたのですが、
サウジアラビアをはじめとする中東諸国が、
起業への関心、そして起業家への支援、
イノベーション主導型経済を進めていると感じました。
中東諸国は、現代においてオイルマネーにより、
豊かな生活を享受し、国民の税負担も極めて低い状況にありますが、
石油が採掘されなくなった場合に備えて、
ビジネスを新たにつくるという長期的視点を持った起業家予備軍がたくさんいるのかもしれませんね。
しかしわが国における起業への関心が低いことは、
あらためて調査結果にも表れています。
中東ほどではありませんが、
わが国においてもイノベーションを含め起業家精神を涵養することが、
今後非常に重要なテーマになるのではないかと思っています。
起業家精神を大切に、そして多くの日本の若いみなさんにお伝えしていきたいと思うところです。
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