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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽日銀に軌道修正を求める▽▲  すごく珍しくニュースが減った週明けです。 ※ ついに息切れ、米経済支える個人消費ペースダウン-来年の景気に試練 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-03/S4ZP3ST0AFB401?srnd=cojp-v2 *揺らぐ世界最大の債権国 日本円に2つの2024年問題 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00013_Q3A131C2000000/ *「悪い物価上昇」進行の実態…実質賃金低下と物価上昇でエンゲル係数上昇 https://biz-journal.jp/2023/12/post_365875.html  ここ数日、つらつらと考えていることなのですが、インフレは止めるべきでは ない。ただし、円安はそろそろ修正した方が良い。日本は明らかにスタグフレー ションに入りかけている。  植田日銀は、もっともっと円安に持って行って、インフレにブレーキが効かな い状態に持っていきたいことは明かです。植田さんは、黒田さん同様に腹黒い人 ですね。そしてひょっとしたらこの人も無能なのかも知れない。  しかし一方で、日本のインフレは、欧米のそれと比較すれば、全然たいしたこ とないという事実もある。  私はガソリン税の補助にもそのトリガー条項の発動にも反対です。これは、そ の受益者と全く関係ない人々との乖離が大きすぎるから。車に乗らない人間はほ とんど何の利益も得られないのに、その負担だけは全員に降りかかってくる。不 公平な措置です。  欧米よりたいしたことはないインフレという事実をどう捉えるか? 所が長年、 ずっと緩やかなインフレと賃金上昇が続いた欧米と違って、30年デフレが続き、 手取りが減り続けた日本では、仮にそのインフレ率が欧米の半分以下だったとし ても、影響は余りにも大きすぎる。まずベースアップは、この程度のインフレで すらとても追い付かないだろうし、年金世代もインフレに苦しむことになる。

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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