『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年12月4日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年12月4日号
●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その16)●今週の相談
・製造業の生産部長をしています。課長が部下の係長に対してかなり横暴な態度を取っており、何とかしたいのですが、注意しても聞きません。この態度をまともにすることはできるでしょうか。
・同僚があらゆる点で私より優れており、ものすごく嫉妬していますが。でも嫉妬してもどうにもならないくらい仕事ができます。何年か後に、彼が上司になり、役員にもなるかもしれないと考えると悶々とします。どうしたらいいのでしょうか。
・エクセルでの収益計算が苦手です。どう考えたらもう少し前向きに取り組むことができるでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その15)
読書活用術㉗: 書店で安易に買い込まない
本を選ぶコツの一つとして、ある意味、逆説的に聞こえるかも知れませんが、「書店で安易に買い込まない」という点があります。
本を読むような人は本が嫌いではないので、書店に行くと「これは読まないと。あれも逃せない。やっぱり前から気になっていたこの本もね」ということで、熱心であればあるほど、どうしても本を買ってしまうと思います。
一度買い始めたら止まりません。同じような悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「本はいいものだ」
↓
「ここにはこんなにいっぱい本がある」
↓
「これは買わなくっちゃ」
↓
「わ、こっちも!」
という一瞬のステップですね。私もどうしても、この、ある種の強迫観念から抜けられないので、書店があってもあまり行かないようにまでした時期がありました。
書店で思わず本を買っても、多くの人は、家に10冊以上が積読になっていたりもします。その場はもちろんわくわくしても、積読を増やすだけに終わりがちなので、安易に買い込まないほうがよいといつも自分に言い聞かせています。
時間がないので、あくまで本は厳選して買う、厳選して読む、読んだら全力で消化し、フルに活かす、ですね。
読書活用術㉘:ベストセラーは後回しにする
ベストセラーを読むかどうか、いつも私自身も迷ってはいますが、基本は、なるべくすぐには読まないほうがよいと考えています。売り言葉に釣られて何度も読みましたが、そこまで素晴らしいものはそれほどなかったという実体験によります。
ベストセラーは、タイトルがよかったり、ちょうどタイミングがよかったり、著者の知名度が高くスポットライトを浴びたりしていると、話題になり、数十万部になることがあります。本の内容が本当によくてベストセラーになる、というわけではないようです。したがって、話題だけで飛びつくとがっかりすることのほうが多いように思います。
一方、ロングセラーになる本は、内容そのものに価値があり長年売れ続けている本ですので、良書である確率は高くなります。
その意味では、読むべき本はすでに多数ありますので、ベストセラーはなるべく後回しにし、しばらく待っても売れ続けるロングセラーの本だけを読むほうが賢いかなというのが私の基本スタンスです。
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