『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.446 / 大浴場には必ず体重計が欲しいのだが……
2023年12月6日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 喉の激痛とムズムズ鼻に耐え続けた週末
2.今週の“一湯”両断!= 大浴場には必ず体重計が欲しいのだが……
3.不定期新連載 旅の思い出ぽろぽろと…… = 戸倉上山田温泉の仲居さん
4. 読者からのお便りコーナー = 炭酸泉の泡は拭ったほうがいい?
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
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1. コラム〜うつうつ湯避行 #446
「喉の激痛とムズムズ鼻に耐え続けた週末」
今週も水曜日配信に向け、この項を月曜日に書いている。
先週は精神的な調子はさほど悪くなかったのだが、木曜日の朝目覚めると喉がカラカラに乾いており、うがいをして水を飲むと喉を通らないほど痛かった。
水分どころか唾を飲み込むのもキツい状態。
仕方がないので頻繁にうがいをして、溜まってくる唾はティッシュに吐き出すようにしていた。
それでも腹は減るもので、流水麺の蕎麦を盛りで食べたのだが、数本を口に入れてよく噛み締め、歯を食いしばって一気にゴクっと飲み込むような有様だった。
これはまさしくコロナかもなあ、と熱を測ると36.6度しかない。
どうやら大丈夫そうだ、と思ったのだが、何せじっとしているのも痛いくらい。
ふと、この痛みは確か経験があるぞ、と思い当たった。
もう10年以上前のこと。群馬県四万温泉の『あすなろ』というトンカツ屋で梅カツ定食を食べた時、カツにかぶり付いたら中から練り梅が飛び出してきて喉を直撃し、大火傷を負った時と同じ痛みだった。
この時には取材を終えた翌日に喉がめためたに腫れてきて、なんと水を飲んだら1滴も喉を通っていかず(大きく腫れて喉が完全に塞がっていたようで)、全部鼻の穴から流れ出てしまった。
やむを得ないので病院へ行ったら即入院。
何も食べられず、点滴だけで1週間過ごしたのを覚えている。
あんな羽目になるのは嫌だと思い、あえて入院施設のないクリニックに行って診てもらって、解熱鎮痛剤、抗生物質、抗炎症剤、胃薬、整腸剤、トローチとうがい薬を出してもらった。
午後イチで昼飯も食べずにクリニックに行ったので、結局診察及び待ち時間が長引き、昼飯を食べそびれた。
帰りにスーパーで晩飯の食材を仕入れて自宅に戻るとすでに17時前。
めちゃ腹ペコなので、すぐに風呂を沸かして入浴し、湯上がりに糖質ゼロの発泡酒を飲む。
が、これがやたらに喉に沁みる! すご〜く痛い!ロング缶1本飲むのに1時間近くかかったのだが、少し酔いが回ってくると、喉の痛みはかなり収まってきた。
まあ、麻痺してきたというのかもしれない。
しかし、その後ハイボールに切り替えて2杯飲むと、なんだか妙に顔が熱い。熱を測ってみると38.2度!うう、これはヤバいかも、と思って、麦茶と氷水を時間たっぷりかけてたくさん飲み、晩飯の料理はカミさんとすべて別盛りに分けて小皿を並べて、どうにか準備終了。
帰宅したカミさんと晩飯を食べてすぐに眠りについたのだが、翌朝になっても未だ喉は痛いままだった。
しかし、薬が効いてきたのか、その日の夕方にはかなり痛みは収束し、相変わらず歯を食いしばってゴックン状況ではあったのだが、晩飯も残さず平らげてから、夕食後の大量の薬を飲んで布団に入った。
ちなみに下の写真は、現在僕が飲んでいる夕食後の薬(朝と昼は別に飲む)。朝食後にはこれから1錠減った数、昼食後は半分以下になる。
数えてはいないが、少なくとも1日50錠は飲んでいるだろう。
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