押し目は完了したのか?
おはようございます
いろいろな人に聞くと、やはり寒暖差が厳しくて昼間は眠くなることが多い方が多いように思います。ほとんどの方は眠気を押し殺して仕事をしている、とのことです。寒暖差が体力を消耗するというのは非常に明快なことで、体温は36.5度前後を維持しているのに、気温は日によっては10度以上の寒暖差があります。その間の体温は一定です。だれがその体温を維持しているのか、といえばあなた自身の体が維持している、のはおわかりになると思います。そのためエネルギー消費が大きいのに、いつも通りの睡眠時間や運動量、食事量であれば疲れて当然です。自然がこうやって変わっているのに自分はいつも通り行う、というのはおかしな、ことです。眠くなって当然ですよね。つまり天候や体調に合わせて、行動を変化させるようにしなければいけない、と考えるのが通常だと思います。そういう意識が世の中には足りていない、と感じるのは私だけなのかな、とは思います。
■押し目
きのうの日経は圧巻の戻しでした。
まずは日経が押し目を作った経緯を考えて(原因)、から結果を考えていきます。そもそも、日経が押し目を形成したのは1日からになると思います。海外からの換算、金利や通貨を含めた換算でも高くなるはずのものが、安く終わった、ということに私は着目しました。通常のマーケットはこの海外換算や通貨や金利の換算が高ければ、マーケットは高く終わるはずです。ところが安くなった、ということは、こういうことはよくあることなのですが、需給において何か、おかしなことが起こっている、と考えるのが通常です。
しかし、需給というのは株式市場では滅多にデータとして出てこないので、内部要因などから推測するほかないのです。この多くの売り注文が出ていることはたいていの場合出来高から類推することができます。出来高というのは買い注文1に対して売り注文1であれば成立するものです。すなわち、あなたが株を売りたいと思っても、買いたいと思う人が見合わなければ注文は成立をしない、ということです。これはFXでも同じことです。
売りたいと思う人が多く、それに見合う買いたい人がいないから価格が急落するわけです。今週の出来高はそこそこ多い状態なので、誰かが大量に売却したのだな、ということはわかります。その証拠に東京が1%近く下落をしてもニューヨークはほんのわずかしか下がりません。そしてきょうの入電も東京が高騰をしているのにニューヨークはちっとも上昇をしません。
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