『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年12月11日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年12月11日号
●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その17)●今週の相談
・営業企画職です。戦略性がないと上司に言われています。自分でも自覚があるので、何とかしたいのですが、どこから手をつけたらいいのかよくわかりません。
・ChatGPTの推進チームリーダーになりました。自分ではもちろん使っていますが、周囲の温度感は低く、何とも盛り上がりに欠けています。どうやったら火をつけることができるでしょうか。
・部下が3人から10人に増えました。ただ、ちょっと面倒くさい人や、うつ病で休職後の人もいて、全く自信がありません。どうすれば結果を出しつつ、 何とかリードすることができるでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その17)
読書活用術㉚: 自分に必要な本が寄ってくる
「攻めの読書」をし、常に問題意識を持って行動していると、感度がどんどんよくなっていきます。そうすると、追求しているテーマに役立つ本が次々に見つかるようになっていきます。ネットの情報も、人の話も、ちょっと小耳にはさんだ内緒話も、皆、ヒントになっていきます。前なら見逃していたような情報がアピールしてくれるようになります。
ひまつぶし、趣味の読書から、「攻めの読書」になり、本を読みながら成長し、仕事のやり方を変え、改善し、強力な発信をするので、また情報が集まってきて、好循環がどんどん進んでいきます。
ただ、こういう、感度が高く打てば響く状況になるには、普段からの準備も必要です。それをいくつかご説明しましょう。
1.忙しくても普段からの情報収集を欠かさない
目標を定めてがんばっていたはずなのに、忙しいとつい忘れてしまい、そのままピークが過ぎでも元に戻れなくなることが起きがちです。その意味で、どんなに忙しくても淡々と体系的な情報収集をし続けることは大切です。
2.何にでも自分の意見を持つようにする
日本では、自分の意見を持つことがそれほど重要視されていません。ところが、海外では、自分の意見を持っていない人は、きわめてまずいと判断されます。ほぼアウトです。
グローバルに戦っていくためにも、また今すぐは予定がなくても急に会社が外資系になったり、上司か部下が外国人になったりすることもあるので、その準備のためにも、何にでも自分の意見を持つようにすることが大切です。普段からそのようにしていれば、全然むずかしいことではなく、何と気持ちのいいことだろうと感じられると思います。
3.その意見をあまり遠慮せずに人に言うようにする
意見を持ったら、あまり遠慮せずに人に言うほうがいいです。日本人、特に女性は自分の意見をできるだけ言わないように躾けられていたり、痛い思いをして言わなくなっていたりしますが、これだと気分がすっきりしないだけでなく、成長も阻害されるので、とても残念なことです。
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